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4FG1ヘッドオーバーホール6 [ISUZU]

ヘッド搭載準備を進めます。
ウォーターポンプを組み付け、クランクシールを交換し、クランクのタイミングプーリーを
取り付けます。

P3040073.JPG

ヘッド上面にダイヤルゲージをセットして1番シリンダーのトップを出します。

P3040074.JPG

この状態でクランクプーリーを仮組みし、全円分度器を取り付け、針金でゼロを置針します。
この後は絶対に針金に触らないように細心の注意を払う必要があります。
写真にはありませんが、ゼロの時点でクランクプーリーに刻まれたタイミングマークの
位置を確認します。刻印は僅かにずれており、その位置をマークしておきます。

P3040075.JPG

ヘッドガスケットを載せます。
この時、ノックピンを忘れず挿しておきます。
ステンレスの多層ガスケットでした。

ガスケットの両面には薄く液体ガスケットを塗っておきます。
塗ると漏れる、塗らないと漏れるの両論があり、メーカー指定では塗らないのですが、
私は中古のエンジンは塗る派。
どうしても面が荒れてるし、修正面研もしていませんので。

P3040076.JPG

ヘッドを載せました。
ガスケットのずれが無いことを確認してボルトを挿入。

規定トルクの約半分で示された締め付け順に締め付け。
ボルトには薄く油分を塗布。
一通り半分のトルクで締めたら次は75%くらいでもう一巡。最後に規定トルクで締め付け。
規定トルクはボルトが新品か中古かで変わります。
中古の方が高い。
今回は再利用なので、高めのトルクで締め付け。ボルトが折れそうで怖いほどです。

私が使用しているトルクレンチはKTCのビーム型とストレート製の大型プリセット型です。
ビーム型は狂いませんが、プリセット型はちょっと怪しい。
いずれどこかで校正してもらうか、いっそトーニチやカノンを買うかの選択が必要です。
今は信じてこれで締め付けます。

最後に、少しトルクを下げてもう一巡。
締め忘れが無いことを確認。



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