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シャマル整備 [MASERATI]

年の暮れも押し迫った大晦日。
ようやく自由になる時間ができてシャマルのオイル交換を行った。

PC311545.JPG

まずはエンジンオイルから抜く。
真っ黒けだ。
QPと比較して汚れが酷い。オイル交換のスパン間の走行距離はQPの1/4位なのに・・・
最近は始動時の白煙もかなり目立つようになってきたし、そろそろエンジンを開ける
必要があるのかも。次回の車検時にはタイミングベルトも交換するべきだし、
今からプランを立てておく必要があるようだ。

PC311546.JPG

続いてトランスミッションのオイル。

PC311548.JPG

やはりクアトロポルテと比べて狭い。
14mmのレンチは入らず、14mmのナットを2つ繋いで特殊工具を作った。
これを片口スパナで回すのだ。
この狭さのためシャマルにはATを搭載するのは不可能。(ZFなら入るかも)

ハウジングにはQPと違って誇らしげなGETRAGの文字は無い。
その代わり左のベルハウジングに小さく浮き文字がある。
鋳造もQPと比べて粗く、あちこち欠けや巣があることから砂型鋳造のようである。
QPは表面状態が綺麗で割りと均一なのでシャマルと違って金型の可能性もある。
それだけ品質管理と生産設備が違うということなのだろう。
10年の差はこんなところにもある。

クラッチを見ていて気が付いたが、QPと同じだと思いきや、こちらはAP製。
QPはザックスだった。
クラッチの重さが雲泥の差なのだが、メーカーの違いもあるのだろうか?
今後の研究課題である。

PC311549.JPG

デフオイルも交換。
ここのドレンプラグは1/2インチの凸形である。これが凹形ならドレンプラグキーレンチ
が使えるのだが、1/2インチの片口スパナかモンキーを使うしかない。
しかし若干奥まった位置にあって真っ直ぐに咥えられない。
そこで、17mmのインパクトソケットの角ドライブ側を差し込み、エンジンのオイルパン
用の17mmの六角棒を介して17mmのスパナで回す・・・と言う技に。
ああ、面倒臭い。

それにしてもオイルクーラーがボロボロだ。
何とかしたいがこれも欠品になって久しい。
良い方法は無いものか。

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