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S-601 納車整備3 [ラビット]

1月には送り届ける筈だった601は、動くようにはなったものの不調が判明。

謎の失速とセル回転不良だ。

まずはセルから。
前回分解して掃除をしたものの、やっぱり回りが重い。
そこでラビットハウスの山田氏より再び入手したブラシに交換する。

P1181544.JPG

ご覧の通り短くなっている。これを新品に交換。

・・・するも、動きに変化なし。

念入りに洗浄しても同じ。

日も暮れてきたので本日はここまで。


さて翌日。
リベンジである。
今度は私の601と同じようにフィールドコイルを取り外して掃除。
よくよく観察すると・・・

P1191548.JPG

コミュテータが酷い荒れ方である。
「これが原因か!」・・・と、ステーターを取り外そうとするが、これが外れない。
諦めて車上で整備。

P1191549.JPG

ひとまず荒れがなくなるまで手作業で研磨。

P1191550.JPG

真っ黒けだったフィールドコイルも洗浄して・・・

P1191551.JPG

フィールドコイル組立て。
・・・なんか変。キーの高さが何か低いような・・・・?
ウッドラフキーの在庫が無いのでひとまずこれで組立てる。

P1191552.JPG

滑ったような跡は無いのでひとまず安心するが、それにしてもコンディションがいまひとつ。

P1191553.JPG

何度も分解したり組立てたりしているうちに、ファンの入り口にある、かつてはゴムだった
インシュレーターというかシュラウドが崩壊。
まるでエボナイトみたいにカチカチ、パキパキになってしまっている。
いさぎよく撤去。
これが振動で回転してしまうとマフラーに触れて燃えるから。

さて、お次はどうも吹けアガリがイマイチな件。

インテークマニホルドの2次空気吸い込みを疑ってガスケットを製作。

P1191554.JPG

早速試運転。
・・・全然状況は変わらず。
相変わらずセルの回りが悪い。

何なんだろ?

そうこうしているうちに、暫くアイドリングさせると突然エンストする。
アクセルを少し開けて高めの回転を維持している限り止らないのだが、
戻すと暫く調子良く回った後に突然死。

こんな変な症状初めてだ。
再始動は容易だが、繰り返しているうちにカブってしまって再始動できなくなった。

どうやらオーバーフローしているようで、ガソリン臭い。

フロートバルブに問題がありそうだ。
本日はここまで。

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なを

お世話になっておりやす。
なかなか、一筋縄ではいかないものですね。
こちらは急ぎませんので、お時間のある時にぼちぼちやってください。
by なを (2015-02-09 22:38) 

sato

すんません。以外なほど梃子摺っております・・・今でもVMキャブがあるので合うかと思ってフロートバルブを手配したら、ネジのサイズが違っていたりと、60年の間に小変更が繰り返されているようです。ひとまず部品取りのキャブから移植したので今週末にでも再トライしてみます。

by sato (2015-02-09 22:42) 

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