SSブログ

クアトロポルテのヒーター [MASERATI]

ちょっと遅めの初詣に出かけた帰り、妙に寒いことに気が付いた。
いつもなら5分も走れば十分に暖房が効くのだが、なんだか寒い。
吹き出し口に手をかざすと完全な冷風。というか、外気。

またかよ・・・ということで、元凶の患部を摘出した。

P1311564.JPG

これがヒーターバルブ。
2年ほど前にも故障して修理してもらったが、再発。
バルブが全閉の状態で固着した模様。
以前壊れたときは夏なのにヒーターが全開で全然冷房が効かなかったのだ。

1000万を超える価格が付いていた車なのにこの体たらく。

ぼやいても仕方ないので、早速対策に掛かる。

P1311566.JPG

某オクで入手したVWゴルフ用のヒーターバルブ。
マセラーティ純正のヒーターバルブはこれを無理やり改造して付けるという荒業を
やってのけている。ステーをぶった切り、タッピングビスでコの字型の金具を取り付け、
重たいモーターを無理やり接続。

ゴルフ用のバルブはオークションで新品を1500円で購入。
ちなみにマセラーティの純正部品を新品で購入すると、改造されたアクチュエーター付きの
物が約4万円也・・・・

もう、いっそ手動で良いよと言いたくなる。
それなら壊れないし、できない自動制御なんて無いほうがマシだ。

でも、今回はバルブの故障じゃなくてアクチュエーターの故障。
そこで・・・

P1311565.JPG

1.8mmのピアノ線をレバーに取り付けて手動化する。
写っているプライヤーはラジコン用品店で買った、ロッドの先端を加工するもの。
クランク状に鋼線を曲げることができる優れものだ。

ビニール袋をヒーターホース下に設置して、ホースを抜いた際に出る冷却水を受ける。
約2.5リットル出てくる。

P2011567.JPG

狭い場所で四苦八苦して摘出。
代わりにゴルフのヒーターバルブを取り付け、冷却水を補充して作業完了。
ロッドはセンターコンソールとカーペットの隙間から引き出しておく。

P2011568.JPG

やっぱり壊れるのはBOSCH。
フランス製のようだが、個人的に思うに電気製品の信頼性はマレッリやルーカスのほうが
あるように思う。マセラーティで壊れる電気製品はボレッティかボッシュだ。
Bが付くメーカー名は要注意だ。

さて、このアクチュエーター、どうしてくれようか。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

コケましたS-601 納車整備4 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。