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shamal リアブレーキ張り付き [MASERATI]

半年も前のことだが…

久しぶりにシャマルを持ち出したら、なんか動きが重い。
というか走らん。

なんだろうなと思いながらも、エンジンは別に調子が悪い訳でもなく、
一般道をノロノロ走っていたら、なんか変な音が聞こえる。
シュー、とかゴーとか。

ガードレールがあると音が大きくなり、切れ目にくると小さくなるので間違いなく自分の車だ。

信号待ちで止まると、途端に焦げくさい臭いが。

これはいかんと信号を左折して、スーパーの駐車場の隅に停める。
降りると焦げ臭い・・・

右のリアホイール辺りからほのかに白煙も出ている。
触れないほど熱い。ディスクは青黒く焼けていた。

ひとまず、しばらく放置して冷やす。
車載工具を見てみるが、大した物は無いので手も足も出ない、
それでも何とかせねば帰ることも侭ならないので、とりあえずタイヤレンチと、
なぜか入っているウォーターポンププライヤーでキャリパーをコジて、
ピストンを押し戻すことにした。
ホイールの隙間から手を突っ込んで、何とかピストンを戻すことに成功。
手は真っ黒になったが、その日はもう引きずることはなかった。


後日、キャリパーを分解した。
PC291705.JPGPC291706.JPG

ブレーキディスクはレコードみたいになっている。そのうち研磨しないとダメだな。

キャリパーは分解するのに往生した。
PC291708.JPG

分解して初めて気が付いたのだが、シャマルは同時期の他車種と違ってリアが対抗ピストン
になっている。222系は片押しのピンスライド型だったと記憶。
フロントはピンスライド型なのに・・・

対抗ピストンだから2分割にできると思ったのだが、真ん中に入っているはずのOリングや
ガスケットは無いし、何とか現状でピストンを抜くことに。

ところが固着は予想を超えて酷く、押しても引いてもビクともピストンが動かない。
片側は何とか外れたので、固着しているほうをウォーターポンププライヤで抓んで
無理やり回転させながら引き抜いた。
よっぽどキャリパーの側面に穴を開けて叩き出してやろうかと思ったくらい堅かった。

何とか抜けたので、真っ黒けのキャリパーを洗浄してピストンを磨いた。
幸い、プライヤで抓んだところ以外は傷や錆もなく、ピカールで磨いて組み立て準備完了。

PC291709.JPG

シールキットは10年位前に買っておいたデッドストックがあったので、それを使用。
メーカーでは販売終了。困るよね。

黒塗装だと思っていたキャリパーは金色でした。
あまり時間もないので今回はこれで組み立て。
パッドは大して摩耗していなかったので再利用。ストックも無いし。

PC291710.JPGPC291711.JPG

さっそく組み付け

PC301712.JPG

PC301714.JPG

左側も同様に分解して、前後のエア抜きをして作業完了。

PC301713.JPG

ついでにマフラー磨いた。
見えないけどね。






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