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QPパワーウインドウスイッチ [MASERATI]

暫く前に入手していた中古のパワーウインドウスイッチに交換することにした。

この車に限らずシャマルもだがパワーウインドウの調子が悪い。
なるべく開け閉めしない方向にするしか無いかなとも思うが、開けない事で尚更症状が
悪化しているような気もするし、悩ましいところだ。

症状は、運転席側のスイッチパネルで助手席側の窓を閉められないというもの。
スイッチのクリック感が無く、ポロリとスイッチカバーが外れてしまう。
更に、運転席以外のどの窓の反応も悪く、中途半端に開いた状態で閉められない。
全開にもできない症状が発生。

スイッチが悪い訳ではないが、せめて助手席の窓を閉める位の操作はできるようにしたい。
(かなり消極的だが)

PA181537.JPG

こんな状態。
それにしてもお粗末なスイッチパネルだ。
安っぽい再生プラみたいな材質に、塗装で木目のような斑を付けているだけの代物。
固定方法もいい加減。嵌め込んでいるだけで、ネジやクリップで留めるとかの発想は無いらしい。
ウチの車の場合、過去に何度も外した形跡があり、ブチルゴムで接着?してあった。
おかげで簡単に外れる。

スイッチをパネルごと交換して、作動テストをすると・・・・
助手席の窓は快適に上下するようになったが、今度は運転席側、後席の全部が動かない。
正確には運転席側は全く無反応。後席はリレーの作動音はするが、ルームランプが消えて
窓は微動するだけで閉めることも開けることもできなくなった。

スイッチが駄目なのかと一瞬思ったが、もしかしてと思って運転席に乗り込み、
ドアを閉めてから操作すると、全部の窓がきちんと開け閉めできた。

どうしてなのか。

その諸悪の根源がここにある。

PA181538.JPG

見るからに不具合を抱えている有様。

とりあえず日も暮れたし、まだ体調も悪いし、今日はここまで。

ステッププレート [BIKE]

案の定、フロントフォークのアウターチューブは塗り残しが判明。
ちょっと塗膜が薄くて下地が透けてる。

で、再塗装となる訳であるが、ウレタン系の塗料は硬化剤を正確に計量して入れることが
割と大事で、その為にデジタルスケールを使用して重量比で調合している。

したがって、量が多いほど調合は楽で、極端な話、10:1で混合するなら100リットル
の塗料に対して硬化剤は10リットルだ。誤差が+-1%だったとすると、硬化剤の比重が
1だった場合全体に対しての誤差分は1kgとなる。
硬化剤だけでみると1kgは硬化剤総量の10%だし、1%でも100gにもなる。
よって、グラム単位で計量した場合、大量に作ると誤差はどんどん小さくなる傾向となる。
キャンプでカレーを寸胴鍋でかなりテキトーに作ってもそれなりに食えるのはそういうことだ。

ところが今回のような極少量の塗装を行いたい場合、例えば塗料の必要量が10ccとすると、
硬化剤は1cc。スケールの最小目盛が1gなので、ドンピシャでも硬化剤の総量の50%ほど
プラマイがある可能性がある。総重量で11gにしたくても、一滴垂らして12gになってしまったら、
硬化剤の配合比は20%となってしまう。いや、もしかしたら24%位かも・・・

という訳で、大体最低調色量は主剤30g、硬化剤3g、これに希釈が50~70%として
総量で50cc、大体、ガンのカップで半分位となるようにしている。
今のところ、この方法で調合に起因する問題は出ていない。

これで部分補修をするとなると塗料が大幅に余る訳で、大変勿体無いという気持ちが
先行してものすごい罪悪感に苛まれるのだ。

と言う事で、他にも塗れる物が無いかと探してみたら、ありました。
ステッププレート。

入手した当時からこの部分の塗装が浮き気味で、特にブレーキのマスターシリンダー
が付いている右ステップがあちこち剥げてみっともない状態になっていた。

外してみると、ブレーキフルードを溢したのかエア抜きのときに飛び散らせたのか
プレートの裏側は見るも無残な有様になっている。

例の如くアルミナブラストを掛けてから、余った塗料で塗装した。
いや、ステッププレートを塗装した余りでアウターチューブの補修をしたというほうが正確か。

PA181536.JPG

暗くなってピンボケだが、割ときれいに仕上がったと思う。
本来は艶消しのようだが、半艶の塗装も悪く無さそう。

ちなみに750TURBOは全部真っ黒けだが、GPz400Fはトラスを強調するように
一部ポリッシュ仕上げとなっていた。
それはそれでカッコいいのだが、何分手間が掛かるので今回はオリジナルどおり、
全面ブラック仕上げとした。
裏面にはZX750E(L,R)の鋳出し文字があり、これもターボ専用品の模様。

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