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750TURBO ヘッドオーバーホール2 [BIKE]

さて、昨日の続き。

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カムカバーを外してチェーンとスプロケットにマーキングする。
組む時の為だが、当然マニュアルの指示にも従う。一応目安とするためだ。

カムシャフトを取り外し、テンショナーを外してヘッドの締め付けナットを取り外せば
ヘッドは降りる。

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・・・降ろしたものの、何か変。
どうもヘッドの締め付けトルクが均一じゃないというか、予想していたより緩い。
パキパキ乾いた音で緩んではいたが、それにしても・・・といった感触。
もしかすると締め付けトルクの管理ミスがあるかも。

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油が漏れていた場所はここ。周辺に滲んでいるが、外した時に流れたのかは不明。
・・・ん~?何かこれも様子が変。

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外してびっくり。通常ここにはオリフィスというか、オイルラインピンが入っている筈だが、
変なオリフィスが付いているだけだ。
400ccのエンジンも共通の構造だが、ここはオイルラインピンの周囲を巻く様に
楕円のOリングでシールされているのが普通。
この変なオリフィスは初めて見た。

その後パーツリストで確認すると、ピンとOリングの絵が描かれた上に、四角括弧されて
このオリフィスが書いている。注釈も何も無いのでどうなっているかさっぱり不明。
品名はオイルラインガスケットだそうだ。

不気味だ。何故これを?
ひとまず部品も無いのでオイルラインピンを新たに手配することとした。

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さて、外したヘッドの燃焼室面。
左から1番だが、4番の排気バルブは白く焼けているのに他は真っ黒け。
燃焼室の表面にはびっしりと分厚く硬いカーボンが付着している。
白く焼けているのは排気温度が高い証拠。黒いのはその逆だ。
硬いカーボンも白い燃焼生成物もオイルの燃えた残渣だろう。

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バルブを抜く。コッターの固着も無く、割と簡単に外れた。
バルブにはポンチで気筒番号の数だけマークする。

それにしても、一度分解された形跡があるのに酷い有様だ。
私の元に来て6年、走行距離3000km程だが、エンジンを開けてからそう走っているとも
思えず、なんだか腑に落ちない。

バルブの当りは吸気側は概ね良好。シートの沈み込みも無い。
排気はそれなり。若干カーボンの噛み込みが見られる程度で良好である。
このことからも、一度は手を加えられたと見るべきだが?
ちなみに新車のエンジンはバルブの擦り合わせなんかやっていないそうだ。
(少なくとも現在はそう)
やらなくても十分気密が得られるらしい。

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吸気ポート。
酷い段付だ。ちょっとは手を入れればいいのに。
内部もスラッジで汚い。ガソリンで洗われているからそんなに汚れなさそうなものだが、
やはりオイルを吸い込んでいるのだろう。

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こちらは排気ポート。
びっしりカーボンが付いてはいるが、燃焼室面と違って乾いている。
温度が十分に上がっているのだろう。

バルブガイドの手前に変な穴がある。
この穴はカムカバーまで貫通していて、カバーで蓋をする形になっている。
推測だが、仕向け地によって何らかのエミッションコントロールが付くのではないかと。
車で言えば、昭和51年排ガス規制の頃には排気ガスに含まれるHCを触媒で燃焼させる
為に、排気ポートにエアを吹き込んでいた。
そういったデバイスに対応させるためではないかと考えている。
まぁ、触媒が付いているモデルは無いので、エアを送り込んで排ガスを薄めるような
いんちきデバイスなのかもしれない。
目障りな穴だが埋めるわけにもいかず・・・

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燃焼室内のカーボンを除去すると、これまた予想を上回る粗い地肌が出てきた。
ZX400AEなんかは綺麗に表面が加工されていたが、これは鋳肌むき出しだ。
小さな穴にカーボンが入り込んでなかなか綺麗にならない。
そこで、#320のペーパーに油を付けて磨き倒した。
ソコソコ平滑になったので、今度はポートの加工。

酷い段付き部をリューターで削って平滑にする。
排気ポートも途中で急激に角度が付いている部分があるので、そこを滑らかにカーブするよう
出っ張っている部分を削り落とした。

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こんな状態。
うろこ状になっているが、これ以上は手を入れるつもりは無い。
昔はピカピカに磨いたこともあるが、労力を掛けてもさっぱり変化は無かったからだ。
むしろ、現在は荒れているほうが良いとの話も聞くし、この程度でやめておく。

磨くのは無駄だと思うが流れを考えると段差は無くしておくべきだ。
こういった積み重ねをやった結果、素組みとは違う特性が得られるものである。
まぁ、今回は出力増大が目的では無いのでこれで十分。

この後、バルブを磨いて本日の作業は終了した。

続く



750TURBO ヘッドオーバーホール [BIKE]

さて元旦もあと6時間しかない。
いや、6時間もあるという事で、とりあえず夕暮れのスーパーの初売りの残り物を
ゲットしに出かけた。半額サービスの食品を買い込み、ガレージにとんぼ返り。

あと5時間しかない・・・リミットは21時と決めて、作業開始。

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外装を外す。タンクとサイドカバー、センターカウルだ。
バッテリーのマイナス端子を外し、イグニッションコイルをブラケットごと取り外して
前方へ移動。ヘッドの上の空間を確保した。

プラグを外し、右側のパルシングカバーを外して1-4トップにクランク位置を合わせて準備完了。

続いてサージタンクを外そうとするもなかなか外れてくれない。
引っ張ったり抉ったりするが、どうにも抜けない。
スロットルバルブごと引き抜こうともしてみるが、やっぱり抜けてくれない。
ゴムが硬化しているのか?

よく観察すると、ターボからのパイプも食付いているし、サージタンク背面のセンサー
類も邪魔だ。片っ端から外す。が、パイプもやっぱり抜けない。

再びスロットルボディを固定して思いっきり引っ張ったら片側が浮いてきた。
そこでプライバーでじわじわと押しながら引き抜いていくとようやく分離に成功。

続いてスロットルボディも引き抜いた。
配線が多く繋がっているため、スロットルはその場に仮置き。

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今度は排気系。
マフラーを取り外し、タービンを外そうとするが、タービンのアウトレットのボルトが
焼きついていて外れそうにない。無理に回そうとすると折れそうだ。
そこで作戦変更。エキゾーストマニホールドとターボチャージャー、サイレンサーまでの
中間パイプを一体で外そうという作戦だ。

まず、アンダーカウルを取り外し、アルミの通称「牙」を外す。
インテークのダクトとインテークパイプを知恵の輪のようにして外し、もうこれで動くはず・・・

ところがマニホールドのフランジを外すもびくともしない。
よく見るとタービンの後ろに2本のボルトが見える。クランクケースにターボが固定されているのだ。
これを取り外すが、やっぱり動かない。
下から覗き込んで観察してゆくと・・・

左右に振り分けた後方に2本のボルトで排気管もオイルパンに固定されているではないか。
これを外してようやくフランジがヘッドから抜けた。が、それ以上動かない。

・・・嗚呼、オイルのインレットとアウトレットも外さないとダメなのね。

はい、ここまでやって時間切れ。21時になりました。

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元旦の朝からナッパ服を着て、手を真っ黒けにして一体何をやっているのか・・・

こんな経験、東京-那智勝浦-高知のフェリーに乗っていた時以来だ。
あの時は年末にヘッドからガス漏れしているのを機関長が発見。
大晦日の夕方から徹夜でシリンダカバー解放、ガスカットを生じていたので
ナンバンと二人で交代しながら一晩中すり合わせをして、元旦の朝から復旧。
昼前に新年の祝賀会をするから出て来いとの船長の命令で、クタクタに疲れ切った我々
機関部が顔を出したら、「そんな汚い恰好で来るな」と言われて死ぬほどムカついた。

正月に真っ黒けになったのはあの時以来だ。


750TURBO リアブレーキ修理 [BIKE]

元旦の朝からシャマルのオイルレベルを確認し、ラビットのキャブを修理して
暮れ行く私の正月。今度は750ターボに手を着ける。

先日分解して放置状態だったリアマスターだ。

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リザーバータンクから繋がるチューブのブーツを外してみると、内部は粉だらけ。
漏れています、ハイ。
ですが、心配御無用、ちゃんと内部のゴム部品をゲットしているのだ。

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こっちはシリンダー内部。何か錆みたいなものが見える。
アルミなのでどうかとは思ったが、ペーパーで研磨してみることにした。

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リューターの先に先割れの丸棒を取り付け、それにペーパーを挟んで研磨する。
まぁ、平滑にはなったようだ。

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さて、粉だらけだったリザーバータンクのパイプを抜く・・・
・・・・が、これが抜けない。
サークリップの合口がL形のパイプの真下になっていて、サークリッププライヤーで
挟めないのだ。何処の間抜けだ、こんな位置で固定したのは!!!
新品の時はパイプが自由に回転したのだろうが、劣化してフルードが漏れて
固着したパイプは頑として回ろうとしない。折れそうだ。
何とかクリップを回転できないかと抉り回していたら、プライヤーの先端が折れた・・・orz
もう頭に来た。
無理やり細いマイナスドライバーを差し込んでクリップを浮かし、ラジオペンチで引き抜いた。
クリップは当然歪んで再利用不可能。だけど、ちゃんとストックがあるので大丈夫。

今度はパイプ。これも抜けない。抉っているうちに浮いては来たが、あと少しで抜けそうに
なるところまでくるのだが、すぐに引っ込んでしまう。プライヤでつまんで無理やり引き抜くことにした。
苦心惨憺して何とか引っこ抜いたが、L形の樹脂パイプも準備しておくべきだ。
何とか壊さず抜けたが、これが割れるとどうにもなりません。

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内部にはポートが見える。
周辺を念入りに掃除してシリンダーの整備は完了。
L形のパイプにグロメットを取り付けて差し込もうとするが、入らない。
考え方を変えて、先にグロメットをシリンダーに付けておいてからパイプを
後から差し込んだらあっさりと組立完了。
いい勉強になった。

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お次はピストン。
カワサキのピストンキットはピストン本体とシールが別々になっていて、
自分でシールをピストンに組み込まないといけない。
自動車用はASSYで来るのにバイクは昔からこうだ。何故なんでしょう?

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そのまま入れようとしてもなかなか入らない。
そこで用意したのがコーキングガンの先端に使用するノズル。
これを切断してインサートの道具にしようという魂胆だ。

・・・しかしあっけなく玉砕。
ノズルの厚みがありすぎて、シールが通過できないのだ。
困ったと思ったが、この後あっさり問題解決。

一度このノズルを使ってシールを引っ張ると僅かに伸びて手で難なくピストンに
取り付けることができた。
目出度し目出度し。

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問題はこの新品ピストンが使えるかどうかだ。
今回用意したものはZR-7S用。
こんなに形が違う。
スプリングの長さも違う。
ところがシールの位置そのものは殆ど変わらないので使えると判断した。

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組立て完了。
ピストン組立てにはブレーキシリンダー用グリスを塗布して組み込んだ。
ブレーキフルードを塗れと書いているマニュアルもあるが、私は湿気を呼び込む
ブレーキフルードをピストンシールのリップの外側に漏らしたくない。
よって、組み込み時はブレーキ用の二硫化モリブデングリスを塗ることにしている。

このまま勢いでリアのキャリパーも分解した。
こっちは比較的最近分解されていたようで、状態が良い。
多分私はやっていない・・・と思うので、前のオーナーがやったか?
いや、やったことがあるような気もするぞ・・・
頻繁にやっているので自信が無くなってきたw

サクサクと分解して洗浄し、組立てる。
このピンスライド型片押しキャリパーの整備ポイントは、スライドピンの摺動面に
キッチリグリスを詰めてやることだ。
これだけでキャリパーの追従性が雲泥の差になるのだ。

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マスターシリンダーのリザーバータンクのダイヤフラムも新品に交換。
ホースも新品にして保護スプリングは黒のラッカーで補修ペイントした。

リンク部分にグリスを塗ってステップホルダーを組み付けた。

エア抜きをしてブレーキの整備は完了。

次回はエンジン編。乞うご期待。。。?

S-601 納車整備2 [ラビット]

さて、明けて元旦。

早速昨日の続き。

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燃料コックを取り外してみる。
中からは腐ったガソリンが結構出てきた。
ゲージはEを指しているので固着しているのかも。
何年放置されていたのか、凄まじい臭いだ。眼が痛い。

あまりの臭いに堪らず外へ出した。

その間に燃料コックの整備。
カップが割れていて使えないのでストックしていたリプロ品を取り付ける。
ラビットハウス製。

良くみると、コックの下に何か付いている。引っ張ると外れた。
カバーみたいに見えるが、良く観察すると非常に目の細かいメッシュを張っている。
初めて見た。ストレーナの本体だ。
キャブレタークリーナーで洗浄して組み付ける。
コック本体も漏れをチェック。本体は問題無いようだ。

タンクの内部を新しいガソリンで洗浄し、フツーのビニールチューブだった燃料ホースを
専用のものに交換する。

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スロットルを操作すると異様に重い。
キャブレターのピストンを抜いてみた。
ニードルの先端にびっしりスラッジがくっついている。

これは駄目だとキャブを外しに掛かるが・・・
写真に写っている変な形の秘蔵の特殊工具を持ち出して当ててみると・・・・
・・・・空回り。
む~、ナットがISOのステンレスに交換されている・・・
JIS規格の筈なので、M8ナットの二面幅は14mmの筈である。
一方ISO規格だと13mmだ。

ここのナットはこういった変な形のスパナじゃないと回せない。
このスパナは昔ダイソーで売っていたのだが、売れなかったのかすぐに姿を消した
幻の品である。

ちなみにこのラビットを整備していたのは義父である。
昔の人なので、ステンレスを盲目的に使いたがる。
ちなみに私はステンレスのネジが大嫌いだ。
焼き付き易いし、何より周囲が電食で腐るからだ。
車やバイクにこういうネジは使用するべきではない。

気を取り直してM8のナットを捜すが、ここに使用する6割ナットという
薄手のナットが見つからない。今回は諦めてこれを使用する。
キッチリ締められないので後日交換予定。

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さてキャブを開けてみる。
私の601と違ってクリップ留めのフロートチャンバー。
内部は見ての通り酷い有様。

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ホルツのキャブクリーナーで念入りに洗浄した。
構造が簡単で助かる。

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完成!
クリップ留めだけど、フロートチャンバーには隅にビス穴が存在する。
本体にはビス穴が無いのでクリップで留めるしかないのだが、四隅には
ビスのための肉が付いている。穴もあるがネジ山が無い。
タップを立てればビス止めにも改造できそうだ。

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チェーンケースのギアオイルも交換する。
蜂蜜みたいな粘々の真っ赤なオイルが出てきた。
周囲は漏れた油でコテコテ。とりあえずパーツクリーナーを吹きかけては
古いハブラシでゴシゴシすること30分、大体綺麗になった。
問題は、どうしてこんなになったかだ。
何処からか漏れているのかも知れないが、まずは掃除しないことには
漏れている場所もわからない。

新しいギアオイル(SHELL スパイラックスEP80)をインスペクションホールから
溢れ出るまで注入した。

これで走れる筈。
新しい混合ガソリンを入れて、セルを回すと・・・
あっけなく始動。
早速庭で試運転。私の601より静かで滑らかにエンジンが回る。
トルクもあって非常に走りやすい。

後は動かない燃料計と回りの悪いセルダイだ。

続く。

初スタッドレス [DAIHATSU]

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初登場!ウチの筆頭稼ぎ頭、S-211Pです。・・・つまりハイゼットという奴ですな。
当初中古車を探していたけど、デフロック付きHI-LO切り替え4WDって殆ど無いのね。
で、結局新車で買ってしまった。多分最初で最後の新車でしょうw
グレードは農用パックという奴。あおりに歩み板用の溝が付いていて、荷台のライトも
標準装備。ABSとエアバッグは未装備。そんなもの要らない。
キャブオーバーなので、正面から行くとエアバッグなんか屁の突っ張りだ。
ABSも要らない。クアトロポルテには付いているけど、ロックして困ったことなんて無い。

オプションはデフロックと13インチホイール。
12インチタイヤは韓国製だったのだ。13は国産・・・・
デフロックは畑仕事の都合上、無いと曲がれないところがありまして。
対角に車輪が浮くと、4WDでも全然駄目なのね。そこでデフロック掛けると
ぐいぐい進むという事なのです。ちゃんと実用装備。

何やかんやでウチに来て早5年が経過したけど、よく働く自動車でして、はい。
肥料満載してみたり、バイクを運んだり、犬を病院に連れて行くときとか・・・
当たり前に使ってます。

で、昨今雪が降ったりすることもあり、また近々関東方面に出向かねばならないこともあって
意を決してスタッドレスを履く事にしました。
自動後退ではホイール付きの145/80-13って置いていなくて新品は諦めました。


某オクで買った8部山のダイハツ純正アルミホイール付き。前日に到着。
年の瀬も押し迫った大晦日に早速交換。
正月に間に合わないかと思ったよ。
ちなみにアルミホイールはエッセなんかの純正オプションですなぁ。
ちとガリ傷あるけど概ね綺麗。良い買い物でした。

さっさとジャッキアップしてタイヤの入れ替え。

乗ってびっくり素晴らしく静かに乗り心地も良くなった。
ハンドルも軽くなった。
やっぱり乗用車用タイヤって良いなぁ。
このまま履き潰して乗用の夏タイヤを組もうと画策中。
で、4部山の鉄ホイールのタイヤを捨ててそっちにスタッドレスを組んどこうか。

当分先の話ですが。

S-601 納車整備1 [ラビット]

訳あって暫く前からウチにあるS-601。
これは私のじゃなくて、某スクータークラブの会長さんが乗っていたものだ。
亡くなって久しいが、訳有り物件なので売却するわけにも行かず、
かと言って同じC3を使い分けるほど乗ることもできず、ガレージの中で埃を
被ったまま放置する状況が続いていた。

そこで、サビサビクラブの「なを氏」に初期型フローリアンとトレードすることになった。
貰い物なので売ることはできないが、お互い、「要らなくなったら返してね」という
約束で互いの持ち物を交換することにしたのだ。

当然ながら、不慮の事故で失っても仕方が無い。
それもお互いさまなのだ。
金で清算するのは簡単だが、両者の利益が一致するならこれもアリだと思っている。
ま、長い付き合いだからできる事でもある。

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まずは引っ張り出して検分。
バッテリーとタイヤは駄目な事が判っていたので事前に用意してある。
それ以外は少々錆びていることと、エンジン周辺の汚れが酷いことだ。

まずはエンジン始動しないと話にならない・・・ということで、バッテリーから着手。
私の601と同じ、ウエストコのドライバッテリーをチョイスした。
通販で14000円とかなり高価だが、メンテナンスフリーに近く、放置しても
放電しにくいというメリットは値段に代えられないものがある。
特に乗らないバイクなら尚更だ。

プラス側のハーネスが切れかけていたので再製作し、繋いでセルを回してみる。

・・・回りそうで回らない。
これはブラシが磨耗してきたときなどに見られる症状。
走行距離30000kmなので、そろそろ交換次期がきていても不思議じゃない。
・・・が、生憎手持ちはなく、次回の宿題に。

続いてタイヤ交換。

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リヤは十分山が残っているので今回は交換しない。

フロントは昔のキーストーンマークが記されたブリヂストンだ。
今回はIRCのSPにした。リアも同じものが付いている。
ホイールを分解してみると、間に挟んでいる筈のパッキンが無い。
いずれ作って入れたほうがいいだろう。今回はそのままチューブも再利用した。

本日大晦日はこれにて作業終了。


シャマル整備 [MASERATI]

年の暮れも押し迫った大晦日。
ようやく自由になる時間ができてシャマルのオイル交換を行った。

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まずはエンジンオイルから抜く。
真っ黒けだ。
QPと比較して汚れが酷い。オイル交換のスパン間の走行距離はQPの1/4位なのに・・・
最近は始動時の白煙もかなり目立つようになってきたし、そろそろエンジンを開ける
必要があるのかも。次回の車検時にはタイミングベルトも交換するべきだし、
今からプランを立てておく必要があるようだ。

PC311546.JPG

続いてトランスミッションのオイル。

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やはりクアトロポルテと比べて狭い。
14mmのレンチは入らず、14mmのナットを2つ繋いで特殊工具を作った。
これを片口スパナで回すのだ。
この狭さのためシャマルにはATを搭載するのは不可能。(ZFなら入るかも)

ハウジングにはQPと違って誇らしげなGETRAGの文字は無い。
その代わり左のベルハウジングに小さく浮き文字がある。
鋳造もQPと比べて粗く、あちこち欠けや巣があることから砂型鋳造のようである。
QPは表面状態が綺麗で割りと均一なのでシャマルと違って金型の可能性もある。
それだけ品質管理と生産設備が違うということなのだろう。
10年の差はこんなところにもある。

クラッチを見ていて気が付いたが、QPと同じだと思いきや、こちらはAP製。
QPはザックスだった。
クラッチの重さが雲泥の差なのだが、メーカーの違いもあるのだろうか?
今後の研究課題である。

PC311549.JPG

デフオイルも交換。
ここのドレンプラグは1/2インチの凸形である。これが凹形ならドレンプラグキーレンチ
が使えるのだが、1/2インチの片口スパナかモンキーを使うしかない。
しかし若干奥まった位置にあって真っ直ぐに咥えられない。
そこで、17mmのインパクトソケットの角ドライブ側を差し込み、エンジンのオイルパン
用の17mmの六角棒を介して17mmのスパナで回す・・・と言う技に。
ああ、面倒臭い。

それにしてもオイルクーラーがボロボロだ。
何とかしたいがこれも欠品になって久しい。
良い方法は無いものか。

初夢の行方 [荒野の素浪人]

ううう、寒い。
冬は寒いから嫌だ。
寒いから冬なのだろうけど、それについて愚痴を言うのは
山は坂だからいやだと言うのと一緒で坂になってるから山なのだ。

という事で、黙ってニッセンのストーブに火を点すのが日課になっている今日この頃。
ちなみに山は好きなほうで、気温は低いほうが車やバイクの調子がいいので
こっちもまぁ、歓迎といえば歓迎か。凍らない程度にお願いします。

ところで。

我輩最近忙しすぎて困っている。
副業の会社員勤めが土曜出勤・長時間残業が当たり前になってしまい、
さっぱり時間が取れない。
勿論自転車に乗る暇も無い。

・・・・本業は何かって?素浪人だよ、素浪人・・・最近食い詰めて百姓も少しやってるが。

ともかく、そんな状況なのでようやく休みが取れた大晦日と元旦と本日1月2日、
当然の如く車とバイクの整備三昧に明け暮れている訳なのだ。

大晦日は深夜までシャマルの整備を行い、それから毎年恒例の
「DAS BOOT」を鑑賞。今年はオリジナル劇場公開版だ。
TVシリーズ完全版を見慣れた目には、端折り過ぎのようでもあるが、
日本酒を久しぶりに飲んで酔っ払った脳味噌にはこれ位でちょうど良い塩梅で
眠くなった頃に終わってくれた。途中でセットしていた風呂が沸いた。
除夜の鐘を遠くに聞きながら熱い風呂に漬かり、年越しは湯船の中で過ごした。

それから追い酒を飲んだおかげで朝まで爆睡。
初夢はさっき見た。

これがなかなか変な夢で・・・

副業の出張で船に乗ってオーストラリアのシドニーで降ろされた。
やたらと鮮明だ。同僚のO君や昔QAセクションにいた頃のM課長も居る。
「これからどーするんだ」と異口同音に文句を言うが、相手からの指示は
「1週間ほど休んでくれ」の一点張りだ。
今の起きた脳味噌では「なら、飛行機で帰ろうか」となるのだが、寝ぼけた脳味噌では
その選択肢は無く、仕方なく宿を探すことに。

ところが大きなショッピングモールのようなところにシーンは変わり、
2月のオーストラリアは夏の筈なのに寒い。Tシャツしか着ていないO君は
ユニクロを見つけてすっ飛んで行った。
我輩は日本を出るときにフリースを着ていたので無問題。

またシーンは変わり、とある中古車屋。
半分博物館みたいな変な中古車屋で、なんだか良く判らない車が運ばれていくのを
指差して、「あれはプロトタイプだ」と言っている。よく見ると周囲には変な車が
わんさか居る。シャマルもある。変な赤黒のツートンカラーで、アメリカンな雰囲気が
丸出しの改造車みたいだ。これもプロトタイプだと言う。
なるほど、インタークーラーがラジエターの前に置かれている。
内装の意匠も直線基調の素っ気無いもので、今までのマセラーティとは全然違う。
試作車といえばI君のシャマルしか知らないが、他にもあったんだ。

何故か値段は聞かなかったし、あまり欲しいとも思わなかった。

またシーンは変わり、今度は室内。大きな中二階のような中間フロアのあるすぐ横を
見上げながら進む。中二階には高くてよく見えないが、赤い車が並んでいる。

中年のなんかキラキラした服を着たおばさんが案内してくれるのだが、どうやら社長らしい。
007に出てくるMみたいなおばさんだ。

「これもプロトタイプよ」と見せてくれた中二階の車は赤いマセラーティだった。
V8?V12にも見える・・・排気のマニホールドが無い。楕円形のポートが並ぶ。
「あちこち足りない部品があるの」と言う。
エンジンを繁々と見て総毛立った。
倒立のV型エンジンだ。クランクシャフトの中央からギアで出力を取り出し、
Vバンクの間から後方にプロペラシャフトが伸びている。センターパワーテイクオフだ。
と言う事は当然トランスアクスルだ。

フロントカウルは前ヒンジでがっぽり開き、ヘッドまで丸見えの構造。
やっぱり12気筒か?おばさん言うに、これもツインターボだと。
運転席に座るとシャマルだった。内装はタンだが、ところどころブラックアウトされている。
ウインドウ越しに見るエンジンは、今まで見た事の無い形をしている。
通常ならサージタンクがあるであろう場所にクランクケースが見える。
円筒状のそれは無骨なリブが入り、剛性が高そうだ。
飛行機のようなシールドされた配線やメッシュホースがその左右に整然と配置される。
シンメトリーなその光景は全く別物ながらシャマルのエンジンルームを連想させた。
これはシャマルの来なかった未来なのだと、漠然と思ったのだ。

ちょっと口篭りながら「How much?」と聞くが、Mみたいなおばさんは微笑むだけだった。

シーンは変わり、再び港のような、空港のような場所。
M課長から、「行き先はアフリカになった」

がーん!
それならブラジルのほうがまだマシだ。
いつになったら帰れるのだろうか・・・・

寝返りをうちながら時計を見た。3時過ぎ。まだ起きるには早い。

再び寝た先に見た夢は、実家の近くで火事があった夢だった。
母親と、「ここって昔も燃えなかったっけ?」「3回目だよ」とか会話している。
またシーンは変わり・・・
今は無い幼少の頃過ごしたプレハブ小屋のコタツでみかんを食べながら
「今度はアフリカだってよ」「いやだねぇ」とか話していると、何やら音楽が鳴っている。

目覚ましのアラームに設定している「The morning dew  by 種ともこ」だった。
朝だ。







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