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本日のカワサキ [KAWASAKI]

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ウチの息子の顔面が腫れ上がって緊急入院した。
副鼻腔炎から涙腺に炎症が広がったらしい。
近所の耳鼻科に通院していたのだが、病院通いは何だったのかと一抹の疑問は禁じ得ない。


それはさておき、窓からどこかで見たようなロゴが。

どうやら最近設置された非常用発電設備のようだ。
PU1000とあるので容量1000kVAだろう。
この箱の中にはM1A-01Aという型式のガスタービン発電機が備わっている。
ガスタービンのメリットは短時間起動と維持メンテナンスの簡略化がある。
液冷ディーゼルのように冷却水は必要無いし、回転部分しかないから
機械的な故障の発生も軽減されるであろう。

何より起動が早い。
ディーゼルは起動してから定格回転に達し、それから定格の出力を出せるようになるまで
若干の時間を要するが、ガスタービンは起動後直ちに定格運転に持ち込める。
病院のように一刻も早い電力供給が不可欠な設備には最適なのだ。

世界中の重要な場所にカワサキ。
もうちょっと、上手く宣伝すればいいのにウチの会社はコマーシャルが下手だ。


750TURBO  ヘッドオーバーホール8 [BIKE]

ご無沙汰です。

塗装の完了したシリンダーを組立てている最中に、事故発生。

極端に張力の強いピストンリングがなかなか収まらず、四苦八苦していて
ようやく全部入ったと思ったら、なんかカムチェーンガイドの位置が変。

!!!!

溝から脱落してケース内に落ち込んでいる。

で、このチェーンガイドの支点部分にはゴムのダンパーが2個乗っかっているのだが・・・

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恐る恐る引っ張り出してみると、2個とも無い。
ガ~ン!嘘だろ?
チェーントンネルから覗き込むも、不精してオイルを抜いていなかったので
油面が見えるだけ。
その日は熱が出て寝込んだのでした。


さて、後日、気を取り直してオイルを抜いてみた。
改めて捜索するも見当たらず。

そこで、駄目で元々の精神で、ピックアップツールで闇雲に引っ掻き回すこと
15分。ようやく一個摘出。

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写り悪いですが。

残りを小一時間つまみ出せないかトライしたが、玉砕。
諦めてオイルパンを外す事にして、部品の発注のためバイク屋さんへGO。

ところが、肝心のガスケットが欠品。
とりあえず落とした部品を回収しないことには組立てられない。回せない。
背に腹は替えられないので同系エンジンであるZR-7のパーツを発注した。

何が違うかといえば、ターボのガスケットはオイルパンを仕切るように広い範囲で
平面が設定している。
一方、NAのエンジンは、オイルパンの周囲のみシールするタイプだ。
ターボのガスケットにはバッフルプレートの役目も持たせているようなのだ。

クランクケースの形状は同じなので、多分周囲だけのガスケットでも機能は果たすし、
実用上もさほど問題にはならないと予想するが・・・

そこで、あちこち検索すると、某ショップで製作していることが判明した。
送料込みで10000円弱と高価だが、この際仕方ない。
ひとまず発注しておき、その間にオイルパンを分解した。

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取れた。寝転んでの作業は辛い。
バイクリフトを買っとけば良かったと、少しは思ったが、こんな重整備、
今後するかどうか判らんしなぁ。

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ハイ、ありました。
これで心配事はとりあえず全部クリアー。

午後からバイク屋へ部品取りに行ってこよっと。

750TURBO  ヘッドオーバーホール7 [BIKE]

さて、ヘッドは2mmのシムを入手し、バルブクリアランスを測定したところ、
何とかメーカー設定のシムの範囲内で組めることが判明した。
次回のバルブシートカットは不可能ということでもあるが、必要が生じた場合は
シートリングの入れ替えを実施しよう。

シムを発注する必要があるのだが、余裕を持って必要なシムの前後も
購入することにした。

と、いうのも、クリアランス測定を行っている最中に気が付いたが、2mmのシムを入れて
測定した状態と、そこから計算して求めた必要なシムを入れた状態で再測定すると
計算通りにならないことがあった。測定ミスかと思って再度2mmのシムを組んで
測定するが、やはり前回の記録と一致する。
組み込むシムの厚さも実測して計算するので間違いない。

傾向としては、計算で得たシムを入れると広めのクリアランスを示すのだ。

リフターの落ち着きが悪いのかと思って押し付けながら測定してみたりするが、
いかんせん狭く、上手く行かない。

カムシャフトの位置にも影響されるようで、僅かな角度の差で測定値が変化する。

推定としては、2mmのシムを組んだ状態ではクラランスが広いため、複数のシックネスゲージ
を組み合わせて測定を行うが、この状態だと板バネを重ねたようになって、実際はもっと
広いのに、狭目の測定結果になっているのではないかと思われる。
一方で、正規のクリアランスが得られるようにシムを組んだ状態だと、1~2枚のゲージで
測定するので比較的正確に数値が得られるのだろう。

従って、必要なものに対して0.05mm厚いシムも併せて発注した。

排気側の2箇所は給気側に入っていたシムと、手持ちの中から適合するものがあった。
しかし、そのうちの一箇所は前述の現象から許容一杯になってしまっているので、
これも併せて調整の余地アリ。

ちなみに手持ちのシムは、GPZ400Fとゼファーに組まれていたものであるが、
当時のシムを測定すると、750ターボに組まれていたものも含めておよそ2/100mm
程の誤差がある。いずれも厚い方向になっている。
シムの設定は0.05mm刻みなので、かなり大きい誤差だ。
ところが、今回購入した2mmのシムは誤差が1/100mm以下であった。
30年の年月の間に進歩したのか?

ところで、750ターボのバルブクリアランスは他のモデルと異なることを発見した。
測定前にサービスマニュアルのターボ用補足版を読んでいて気が付いたのだが、
排気側は他のモデル(ザッパー系のエンジンを積んだモデル)と同じ、0.08~0.18mm
であるが、給気側が0.08~0.18mmに対して0.13~0.23mmと広く設定されている。

これは、恐らく吸入空気温度が高いためだと推測するが、今後ターボエンジンを
弄るにあたり、良い考察を得られたと思う。カワサキは給気(吸気)側の条件を考慮している。
エンジンによってはNAもターボも同じサービスデータだったりするが、このことを
覚えておいて損は無いだろう。


さて、シリンダーであるが、焼付を行うことにした。
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釜に入れた状態。蓋をして加熱すること1時間、温度計は140℃程度しか指していない。
ガレージの中に入れてシャッターを閉めた状態にすると、瞬く間に180℃以上に上昇した。
周囲の空気の流れに大きく左右されるようだ。一考の余地あり。

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焼付は成功。硬い良好な塗膜を得ることが出来た。

次はホーニング。
シリンダ内面は磨かれてテカテカに光っている。
クロスハッチは残っているようだが、ホーニングを掛ける事にした。
ホーニングはドリルを使って手作業で行う。
本当は内燃屋に依頼したいところだが、もう余り時間も無いことから自分でやることにした。

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軽くホーニングして、砥石目を内壁に付けておく。この目がオイル溜りとなることを期待する。

さて、次はピストン。
外すつもりは無かったが、ベースガスケットのカスを除去するのに邪魔になる。
カーボンの付着も酷いしスカートに傷も見えることから外して整備することにした。

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カーボンはスクレーパーでこそぎ落とした。
スカートの傷はオイルストーンで慎重に研磨。削り過ぎるとアウトだ。

傷を付けない様に注意しながらカーボンを落とすと、予想外なことにリングランドと
ピストントップがコーティングされているようだ。テフロン加工かな?
スカート部の傷が深いようならスカートにコーティングを掛けようと思っていたが、
簡単に傷が消えたのでそのまま現状で組み込むことにした。

ターボのピストンは圧縮比を下げるために頂部が平らになっている。他のザッパー系の
ピストンは大きく頂部が盛り上がった形状をしているのだ。
つくづく4バルブで無いのが惜しいエンジンである。

ピストンリングは新品を発注した。
結構高価でシム、チェーンスライダー等と合せて25000円程になった。
はっきり言って、かなり予算オーバーとなってしまったが、開けてみたらあれも駄目、
これも駄目というパターンは良くあることだ。

これで新車時のパフォーマンスを取り戻せることを期待しよう。


えすえふの仕事 [荒野の素浪人]

エスエフである。

SF

なんか、こう、面と向かって言うとちょっと恥ずかしい気持ちになるのは
蝋燭や鞭や縄なんかを使って楽しむ例の略語に似ているような気がする
語呂のせいかもしれないが、ぶっちゃけ似た様なものであると最近気が付いた。

我輩の好みは60年代以前のアメリカンな奴で、飛んだり滑ったりするのが好い。

・・・いや、鞭や蝋燭はあまり関係無いから変な目で見ないでくだせぇ。

詳しく説明すると、空や宇宙を飛んでみたり、時間を越えて行ったりする奴だ。
平たく言えばタイムスリップモノだ。
当然そうなると、初っ端はジュール・ヴェルヌやH.G.ウェルズから始まり、
ハインラインでフェードアウトする。

手持ち無沙汰な休日は、大抵冷めたコーヒーを脇に置いて読み耽っていることが多いが、
話しても誰もそんな休日を信じてくれない。
曰く、暇さえあればエンジンを弄っていたり、車やバイクを乗り回したり、自転車に
乗ってアホみたいな距離を走っていたりするイメージだそうだ。

間違いである。

何を隠そう、私の趣味は「読書」と「音楽鑑賞」なのだ。小学生の頃から自己紹介で
そう言ってきたが、誰も信じてはくれないのだ。

機械弄りは誰もやってくれないし、誰かにやってもらうお金も無いし、やってもらう
仕事に信用が置けないから自分でやっているだけで、別に好きな訳ではない。
もうひとつ言うと、最近は乗るのもあんまり好きじゃない。
エコカーとやらをスマホ片手にモタモタフラフラ徘徊させている連中の中を走って
何が楽しいものか。
まぁ、自転車は割と好きだが乗っている最中は苦行以外の何物でもないのが真相だ。

という訳で、「読書」と「音楽鑑賞」。これで決まり。
以前は「映画鑑賞」も入っていたが、最近はつまらなくなってしまったのでもう除外だ。
CGばっかりの洋画もハイビジョン撮影の時代劇にも辟易する。
やはりフィルムで撮ってナンボだろう。

以上挨拶。


さて、ここから本題。
最近仕事にモチベーションが上がらない。

何故か。

現在の担当している仕事に終わった感が満載のためだ。
実は、今の仕事はSFであると(薄々そうではないかと思っていたが)最近気が付いた。

えすえふとは何ぞや?

一説によるとサイエスフィクションの略だそうだ。科学的造話なのだ。
ガンダムもマジンガーZもロボコンも鉄人28号も全部SFだ。
空想のメカが大地を走り、飛び、戦うのだ。子供の操縦で。

で、仕事がSFだったらどうか?

我輩、SFを読むのは大好きだが、自分で書けと言われるとこれまた大変だ。
多分、読んで楽しい脳味噌と読むと楽しくなる文章を作れる脳味噌はイコールではない。
およそ向いていなさそうである。

現在は、それを必死になって真面目に作っているのだ。

事の発端は、今の仕事、会社の命運を賭けた一大プロジェクトなのだそうだが、
エリート社員ではなく、いつも本当のことを言ってしまうが為に干されまくっていた
我輩にお鉢が回ってきた・・・早い話貧乏くじのこの仕事は最初から皆敬遠した訳だ。

南米の某国の某石油会社が企てた海底油田計画がある。
そこで、ウチの会社は現地に合弁会社を作ってその需要に応えようとしたのだ。
ところが、連中ときたら非常に陽気で上手い肉をタラフク食い、砂糖の入った焼酎を
飲みながらケツのでかいお姉さんを眺め、飽きたら蹴鞠に興じる楽しい連中だ。

これが仕事になると、何にでもイニシアチブを取りたがり、いきなり鍋奉行ならぬ
仕事奉行になる。

が、連中蓋を開ければ「自称」プロであった。
まぁ、日本人にもそういった輩は居るが。

設計できないので、黒海沿岸の某国の設計会社に図面を書いてもらい、
それを現地で作ることにした。
しかしそう上手く事は運ばない。

現地工場建設工事は遅れに遅れ、終にウチの会社で後始末をすることになった。
元受である筈の出資側が下請けに転落した瞬間である。

それでも実績ある図面なら何とかなるだろう。
よくよく話を聞いてみると、その設計会社は工場を持たないそうだ。
早い話、絵だけ書くアトリエだったのだ。

そんな図面を元に始めたはいいが、工場もまともに作れない連中が、きちんと
必要な部品を必要な時期に供給できる訳も無く、モノは無い、図面も無い、来た物は合わない、
図面と違う、工作不能な箇所多数・・・と不具合の枚挙に暇が無く、何一つまともに作れぬまま
そろそろ1年が過ぎようとしているのが現状だ。

簡単に言うと、「絵に描いた餅」だった訳で、それを食えるようにするために
必死に頑張った1年だったのだ。

現場の頑張りで、何とか形にはなってきたが、形ができるのと機能するのは
また別問題で、どんなにカッコ良くても粘土で造った車は走らないのだ。

我輩の経験からするとこの製品は機能しないと断じざるを得ない。
言い換えれば、これはただのオブジェである。1/1スケールのメタルディスプレイモデルである。

そう、これはSFなのだ。ファンタジーなのだ。
「こうだったらいいな」「こんなのだったらステキだな」という思いはなんとなく伝わってくる。
が、実際に作るとなると話は別だ。
手が入らなくて溶接できなかったり、モノと絵が違っていて部屋に機械が入りきらなかったり、
狭くてネジが締められないとか、塗装ができないとか、頭の痛い問題が噴出する。

組み立てでさえこの有様だ。
実際に使うとなると、ぐるりと見回しただけで両手で数え切れないほど問題が見える。
手が入らなくて回せないバルブのハンドル、配管する場所が無い油圧系統、
エア抜きできない海水ライン、掃除できないストレーナ、分解するスペースの無い
機器類、詰まっても掃除できない汚水の配管・・・etc
加えて、未だ未検討の制御関係と計装機器、値段は日本と同等で品質はインド以下の
本国製品と、限が無い。

どうせ苦労するなら東欧の絵描きが描いたポンチ絵じゃなく、松本12時センセーに
お願いして某宇宙戦艦の図面を書いてもらうとか、いっそ、(たぶん)版権が切れたであろう
宇宙空母ブルーノアとかにすればヘリコプターと潜水艦も作れて3倍楽しめるのに・・・w
とか妄想してしまう。

テンション下がるのは、これをリリースすることだ。
こんなに出来の悪い製品、太平洋戦争時の戦時急造以来じゃないか?
恥ずかしくて何を作っているかとても書けん。

恐らく、上層部もこれが動くとは思っていないだろう。
・・・・いや、思ってるかもしれんが、実績稼ぎというのが当たらずとも遠からずといったところか?
その辺、平社員の我輩には窺い知れぬ世界なのだ。

という訳で、SFとは読むものであって、作るものではない。
作るとなると、それはもう鞭でシバかれるような苦痛と涙無しには語れない。
現場は泣き、我輩は心を鬼にして鞭を振るう日々・・・もうそろそろ終わって欲しい。
願わくば、ここ1年は無かったことにして、この後訪れるであろう運転調整の仕事は
勘弁してもらいたいと激しく希望中。
やりたくない仕事が来るのが先か、とんでもない額の負債を抱えて会社が無くなるのが先か、
SFチキンレースの行方はどう転んでも辛い未来となりそうだ。

750TURBO  ヘッドオーバーホール6 [BIKE]

昨日の続き。

昨日塗装したシリンダーを確認すると、薄い箇所が透けてくるようで、
うっすらと下地が見えている箇所がある。
もう一度上塗りを掛けた。

一方、シリンダーヘッドはバルブを組み付け。
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擦り合わせをしているので番号を間違えないように確認しながら組み込んでいく。

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8本組み上がったら、ひとまずカムを載せてクリアランスのチェック。
多分駄目だろうと思いながら、初めに入っていたシムをそのまま組み込む。
シムは5/100mm刻みとなっているが、実測すると2/100ほども誤差がある。
殆どが2.40~2.50の間で組まれていた。

結果はクリアランス、ゼロ。
予想通りだ。
シートカットとフェース研磨の結果、バルブが沈み込んだのだ。

とりあえず、バイク屋に赴き2.00mmのシムを4枚発注した。
これを入れて再度測定し、基準値に入るシムを選定するのであるが、
一般に0.08~0.18位なので、0.3mm以上バルブを突いていたらアウトである。

対応しきれない場合はどうするか・・・
サービスマニュアルにはヘッドを交換しろとある。
恐らく結構なプライスが付いていると思われるし、そもそもヘッドがあるかどうか甚だ疑問だ。
一般的には切削加工でシートリングを削り落とし、新規に制作したリングを
冷やし嵌めするのだろうが、そこまでやるのはまだ早い・・・

というので、もし、基準値を超えていた場合は裏技披露の予定。
2mm以上のシムで済むことを祈りたい。

750TURBO  ヘッドオーバーホール5 [BIKE]

塗装が完了したヘッドを洗う。
マスキングの隙間からブラストメディアが入り込んでおり、ブラッシングしながら
しつこく洗い流した。

P4041585.JPG

この状態で洗い油を切っている間にシリンダーを抜く。

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シリンダーを外してみたところ、ピストンにはスラストによるアタリと小傷が見られるが
概ね良好。よくよく観察すると、ピストンには磨いた形跡がある。
やはり一度分解されているようだ。

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取り外したシリンダー。排気側(手前)にガスケットで半分塞がった謎の穴が6つある。
何も何処にも貫通しないし、ケース側も塞がっている。ゴミが溜るだけのような気もするが?

また、このガスケットは社外品なのか?
現在ZX750Eの部品番号でベースガスケットを注文すると、メタルガスケットが届く。
付いていたのは紙・・・というかジョイントシートと呼ばれる類のもの。
外して気が付いたが、両脇にあるオイルラインのオリフィスのOリングを注文し忘れている。
上側のオイルブロック用のOリングはうっかり2回注文してしまって4個ある・・・

で、このシリンダーも塗装することにした。
張り付いたガスケットを剥ぐと、スクレーパーか何かでこすった痕が残っている。
カッターナイフを使用したような直線的な傷もある。
しかし、シリンダー内部はホーニング目が古く、手を入れられている様子は無い。
やはり誰かが分解しているが、カーボンの付き方といい、バルブのアタリの悪さといい、
どうもキッチリOHしているとは思えない。

推測するに、オイル漏れかなんかを修理するためにやっつけでガスケット交換だけ
やったのではないか?
うーん、難しいところだ。
どうせ開けるなら良い状態に持っていくべきだと思うが、商売で手を掛けずに
車両を仕上げるだけなら手抜きも有り得る。
手を掛けたところで誰も評価しないのであれば、そういった整備もあるだろう。

私は商売でやっているのではないので、心行くまで手を掛けるのではあるが・・・
(それでもピストンを外してまではやらない)

さて、シリンダー、マスキングをしてブラストを掛けた。
シリンダーフィンの奥の塗装がなかなか剥がれないと思ってドライバーの先で突いてみたら、
塗料ではなくアルミ地だった。
砂型鋳造なのか、型が崩れたような感じだ。ちなみにリョービ製。

その後エアブローしてから塗装。
天気が悪く、雨が降りそうな上に日も暮れてきたので本日は駆け足で作業を済ませた。


750TURBO ヘッドオーバーホール4 [BIKE]

さて、放置プレイ状態の我が750TURBOだが、そろそろ何とかしないと
GWに乗れない・・・ということで、疲れた体に鞭打ちながらも作業再開。

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いつもお世話になります、徳島ボーリングさんにバルブのフェース研磨を依頼した。
これで擦り合わせ後の気密が格段に向上するのだ。

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あまりにも外当りだったので追い込んだがこの辺が限界。
最初は傘の縁から0.5mmも無いほどだった。
いくら外当たりが良いといっても限度がある。
これ以上の切削加工はバルブが沈み込むので止めておいた。

さて、ヘッド本体であるが、まじまじと見るとかなりハゲちゃびんでみすぼらしい。
せっかくだからと塗装することにした。
(典型的な傷口を広げるパターンだw)

ひとまずマスキングをしてアルミナでブラストするが、完全に剥離するには
キャビネットが狭くて難しい。程々で切り上げて塗装。

塗料は「オキツモ」というメーカーの焼付塗料を購入した。
色は黒の半艶。これをシンナーで希釈してガンで吹く。
気温が低いので1週間ほど乾燥させてから、応急で作った釜で焼くことにした。

この塗料は焼かないと硬化しないらしい。埃の手直しの為にシンナーで
ちょっと拭き取ったらあっさり塗料が溶け落ちた。

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会社のゴミ箱から拾ってきた巨大なモーターのファンシュラウド。
LNG船の冷却海水ポンプ用だ。
これを逆様にしてストーブで加熱する。

蓋はその辺にあったコンパネと鉄板。
温度自体は200度ソコソコなので、紙でも燃えない。

取説によると、180℃で20分ほど焼けとある。

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これまた大掃除の際にゴミ箱に突っ込まれていた某LNG船の名前が入った箱にあった
高温用温度計。蒸気タービンのクロスオーバーに取り付ける物のようだ。

ちょっと見難いが、180℃まで上昇したのを確認してから消火。
ここまで約二時間かけて温度を上げた。
寒空の下で行っていたので、なかなか温まらなかった。要改良である。

常温になってから取り出してみると、しっかりと硬化したようだ。

組立ては後日。

低速不良解決 [ラビット]

散々梃子摺らされた低速不良だが、何とか解決した。

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右が新品、左が外したもの。

とりあえず、ポイントのギャップ調整をしようとセットビスを緩めたところ、
どの位置に持っていってもコンタクトが開かなくなってしまった。
当然火は飛ばない。

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よくよく観察してみると、ヒールが見事に磨耗している。
これが原因で接点が開かなくなってしまったのだ。

暫く前に入手していたデッドストックの飯田マグネトー用のポイントを
取り付けてみた。この車両も私の車両もどっちも国産電機製なので、使えないと
思っていたが、駄目元で組みつけてみたが何の問題も無い。

もしかしたら飯田用と思い込んでいただけで、国産電機用だったのかもしれない。

低速が不調だった原因は、ポイントのヒールが磨耗したため、接点の開きが
少なくなり、その結果アークを曳いて電流が遮断され難くなってしまい、
コイルの二次側電圧が十分に上がらなくなったことでミスファイヤの割合が多くなって
ストールしていたと推測。

ヒールの磨耗の原因は、カムに錆が発生したためであろう。

入念に磨いてグリスを塗って組み付けた。

相変わらずセルの回りは悪い。
ちょっとはマシになってきたところを見ると、ブラシの当りも影響があるようだ。
暫く様子見としよう。

さて次は、オイル漏れ退治だ。

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