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750TURBO ヘッドオーバーホール4 [BIKE]

さて、放置プレイ状態の我が750TURBOだが、そろそろ何とかしないと
GWに乗れない・・・ということで、疲れた体に鞭打ちながらも作業再開。

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いつもお世話になります、徳島ボーリングさんにバルブのフェース研磨を依頼した。
これで擦り合わせ後の気密が格段に向上するのだ。

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あまりにも外当りだったので追い込んだがこの辺が限界。
最初は傘の縁から0.5mmも無いほどだった。
いくら外当たりが良いといっても限度がある。
これ以上の切削加工はバルブが沈み込むので止めておいた。

さて、ヘッド本体であるが、まじまじと見るとかなりハゲちゃびんでみすぼらしい。
せっかくだからと塗装することにした。
(典型的な傷口を広げるパターンだw)

ひとまずマスキングをしてアルミナでブラストするが、完全に剥離するには
キャビネットが狭くて難しい。程々で切り上げて塗装。

塗料は「オキツモ」というメーカーの焼付塗料を購入した。
色は黒の半艶。これをシンナーで希釈してガンで吹く。
気温が低いので1週間ほど乾燥させてから、応急で作った釜で焼くことにした。

この塗料は焼かないと硬化しないらしい。埃の手直しの為にシンナーで
ちょっと拭き取ったらあっさり塗料が溶け落ちた。

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会社のゴミ箱から拾ってきた巨大なモーターのファンシュラウド。
LNG船の冷却海水ポンプ用だ。
これを逆様にしてストーブで加熱する。

蓋はその辺にあったコンパネと鉄板。
温度自体は200度ソコソコなので、紙でも燃えない。

取説によると、180℃で20分ほど焼けとある。

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これまた大掃除の際にゴミ箱に突っ込まれていた某LNG船の名前が入った箱にあった
高温用温度計。蒸気タービンのクロスオーバーに取り付ける物のようだ。

ちょっと見難いが、180℃まで上昇したのを確認してから消火。
ここまで約二時間かけて温度を上げた。
寒空の下で行っていたので、なかなか温まらなかった。要改良である。

常温になってから取り出してみると、しっかりと硬化したようだ。

組立ては後日。

低速不良解決 [ラビット]

散々梃子摺らされた低速不良だが、何とか解決した。

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右が新品、左が外したもの。

とりあえず、ポイントのギャップ調整をしようとセットビスを緩めたところ、
どの位置に持っていってもコンタクトが開かなくなってしまった。
当然火は飛ばない。

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よくよく観察してみると、ヒールが見事に磨耗している。
これが原因で接点が開かなくなってしまったのだ。

暫く前に入手していたデッドストックの飯田マグネトー用のポイントを
取り付けてみた。この車両も私の車両もどっちも国産電機製なので、使えないと
思っていたが、駄目元で組みつけてみたが何の問題も無い。

もしかしたら飯田用と思い込んでいただけで、国産電機用だったのかもしれない。

低速が不調だった原因は、ポイントのヒールが磨耗したため、接点の開きが
少なくなり、その結果アークを曳いて電流が遮断され難くなってしまい、
コイルの二次側電圧が十分に上がらなくなったことでミスファイヤの割合が多くなって
ストールしていたと推測。

ヒールの磨耗の原因は、カムに錆が発生したためであろう。

入念に磨いてグリスを塗って組み付けた。

相変わらずセルの回りは悪い。
ちょっとはマシになってきたところを見ると、ブラシの当りも影響があるようだ。
暫く様子見としよう。

さて次は、オイル漏れ退治だ。

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