4FG1ヘッドオーバーホール5 [ISUZU]
バルブを組みます。
バルブのすり合わせを細目で仕上げたら、ポート内とバルブガイド内を入念に洗浄し、
ステムに薄くグリスを塗って挿入。
スプリングシート、ステムシール、スプリング、リテーナー、コッターの順で組み立てます。
カムシャフトまで載せたら一段落です。
ここでカムを組むのにはいくつか理由があります。
ひとつは、カムシールがまっすぐ入っているか、車載では判り難いこと。
ロッカーアーム方式なので、カムを載せてもバルブが開かないこと。
カムのメタルを落とすなどのトラブルが防げること。
です。
カムの分だけ重くなるので、搭載作業はそれだけしんどくなりますが…
使っているのはストレート製のバルブスプリングコンプレッサー。
ちょっと大きめのエンジンにはこれが重宝します。
カバーに塗ったリンクル塗料が乾燥・硬化したのでロゴを磨ぎ出して完成。
イイ感じに仕上がりました。
次は、エンジンマウントの交換。
ヘッドが降りた状態だと比較的楽に交換できます。
このように、エンジンリフターで吊り上げてマウントを切り離します。
左が新品、右が旧品です。
この潰れ方を見るともうお亡くなりです。
振動軽減に効果がありそうです。
2013-02-02 07:07
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