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QPウッドパネル再塗装 4 [MASERATI]

作業は遅々として進まず。

P3230825A.JPG

何度も剥離を繰り返すが、どのパネルも違う剥がれ方をする。
製作工程がそれぞれ異なる可能性が高い。
左端は表面に着色してあった。あとの二枚は白い塗料が浮いてくるが、こっちだけ茶色い。
剥がれ方も三者三様。

それでも何とか剥離したが、最初の奴に比べて下地の状態がイマイチよくない。
どうやら下地に直接色付けをしているような感じがあり、それが不自然なムラになっている。
塗料が飛んだような黒いシミがあったりと、処理は悪い。
除去できないかペーパーを当ててみるがどうにもならず。


P3310827.JPG
P3310828.JPG


仕方なく塗装続行。
1週間のインターバルで2回ネオクリヤーを塗る。これで目止め。
で、3週間目の昨日水磨ぎして透きを塗った。
やはりというか、下地の悪さがモロに出る。
刷毛で塗った塗料のムラがそのまま上塗りの色合いの差として出てくるのだ。
これを誤魔化すために表面から着色してあったのだろう。

手間をかけた製作工程のようだが、私から見ると、
「手抜きの後始末」でしかない。

これが中期までのQPなら表面が完全なクリアー仕上げだったので、
こんないい加減な処理はしていなかったはず。
エボになって中国製の安物通販家具みたいな表面処理にしちゃったので、
それなりに手抜きになってしまったのではないか?
木工細工としては全然駄目である。

それ以前にこの車、中期型と比べるとシートの縫製やらなんやら、至る所手抜きを
している。要は全体的に安っぽいのだ。

フェラーリが作ったマセラーティなんて、この程度。
言い換えればフェラーリの仕事なんてこの程度という事だ。
情けないなぁ。


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