懺悔します [荒野の素浪人]
先日、自転車に乗って帰宅中、爺さんに口汚く罵られた。
はい、私が悪いのですよ。
アナタはウン十年間品行方正に生きていたのでしょうが、私は俗物で杓子定規に
交通法規を守って乗り物を運転することは無理です・・・
事の顛末はこうだ。
我輩が赤信号で停車していた。
場所は坂出市の外れの田んぼの中の左右1kmは見通せる小川の橋の袂。
横は土手の小道で感知式信号機。
我輩は車道を自転車で走っているので、停止線を少し越えた位置の縁石に
足を下ろした姿勢で停車していた。
すると、前からなにやらブツブツ言いながらお年寄りがやってくる。
まぁ、変な老人なんて珍しくも無いし、興味もまるで無いので見もしなかった。
やがて、交差する道側の信号が赤になった。
こっちは片側二車線の広い道路なので全部の信号が赤になっている時間が長い。
なので、我輩は1~2秒のフライングスタートをした。
これを口汚く咎められたのだ。
フライングといっても自転車だ。
ほんの一漕ぎなので姿勢を保つのでやっと。
ビンディングペダルにクリートを嵌めようと左足に意識が向いていたときだった。
はい、赤信号なのにスタートしましたよ。
そりゃ法規は止まれになってますな。
でもね、ここで言い訳を言わせて貰うと・・・・
香川県は日本一自転車に乗ると危険な場所なのですよ。
自転車の存在をまるで無視して突っ込んでくる自動車の何と多いことか。
我輩は自動車で事故を起こしたことは、突っ込まれたことはあるが自分でぶつけたことは無い。
それなのに、この10年にたまに通勤で乗るだけなのに2回も撥ねられた。
いずれも我輩は左端を直進中である。
香川県が飛びぬけてワーストワンなのは、自転車や歩行者軽視であること、
いいかげんな県民性で何でもマイルールでやってしまうこと、
道路行政が悪く、変則的な交差点が多いことなどがあると思う。
最も大きな要因は住民の意識であろう。
で、自衛として、車よりも僅かに早くスタートして自分の存在をアピールすることにしている。
そうしないと交差点に進入しているのに鼻先を掠めて右左折しようとする輩が多いのだ。
こっちはスタート直後で速度は大して出ていないがさすがに避けられないし止まれない。
この最悪な場所で生き残るための知恵なのだ。
左端を走っていても、中央線の無い農道などでは平気で右端に寄せて走る車も多いので
撥ねられそうになることが月に数回はある。
どうして道路左寄りを走行できないのか。
夜間ライトを点けっ放しで右側に路上駐車している車両も多い。
それを避けようと対向車がこっちの路肩まで寄ってくるが、自転車なんか意にも介さない。
ライトで幻惑されてこっちを視認できていないのだ。
まぁ、見ていたとしても意に介さないのは同じですがね。
はい、おじいさん。私が悪うございましたが、自分の命と法律を引き換えにできません。
例えこれで何回検挙されようとも、撥ねられるよりはマシです。
「何処のモンジャ」と怒鳴られましたが、我輩、アナタと違って任侠ではございませんので
何処の組にも属しておりません。アナタみたいなサンピンとは違いますし、居所を教える
必要性も感じません。
それより、こんな些細で誰にも迷惑を掛けていないような違反に対して怒鳴り散らすより、
信号待ちの間、我輩の隣でスマホ弄りをしていた車のお姉さんとか、
反対側の路肩を逆走している高校生とか、
走行中に窓から次々ゴミを捨てる中古のシャコタンセルシオの兄ちゃんとか、
道路を灰皿代わりにしている軽トラのオッサンとか、
もっと非難するべき相手が沢山居るように思います。
・・・とか、何を言われたのか理解してからほんの数秒間に以上の反論が脳味噌を逡巡したが、
あえて何も言わずに去ることにした。
恐らく自転車なんか乗ったこと無いだろうし、延々独り言を喚きながら徘徊している有様だ。
会話にはならないだろうし、この行為を理解できるとも思えない。
いいとこ他人の些細な落ち度を声高に非難して悦に入っているのであろう。
「今日も非常識極まりない輩に渇を入れてやったわい」ってなとこか。
こっちは意識して正面の信号は赤なのに動き出しているのだから、弁解の余地は無いし、
どんなに話し合ったところで永遠に平行線だろう。
=相手にするのは時間の無駄であると結論したのであった。
今のご時勢、下手に相手して刺されたりしても嫌だしね。
はい、私が悪いのですよ。
アナタはウン十年間品行方正に生きていたのでしょうが、私は俗物で杓子定規に
交通法規を守って乗り物を運転することは無理です・・・
事の顛末はこうだ。
我輩が赤信号で停車していた。
場所は坂出市の外れの田んぼの中の左右1kmは見通せる小川の橋の袂。
横は土手の小道で感知式信号機。
我輩は車道を自転車で走っているので、停止線を少し越えた位置の縁石に
足を下ろした姿勢で停車していた。
すると、前からなにやらブツブツ言いながらお年寄りがやってくる。
まぁ、変な老人なんて珍しくも無いし、興味もまるで無いので見もしなかった。
やがて、交差する道側の信号が赤になった。
こっちは片側二車線の広い道路なので全部の信号が赤になっている時間が長い。
なので、我輩は1~2秒のフライングスタートをした。
これを口汚く咎められたのだ。
フライングといっても自転車だ。
ほんの一漕ぎなので姿勢を保つのでやっと。
ビンディングペダルにクリートを嵌めようと左足に意識が向いていたときだった。
はい、赤信号なのにスタートしましたよ。
そりゃ法規は止まれになってますな。
でもね、ここで言い訳を言わせて貰うと・・・・
香川県は日本一自転車に乗ると危険な場所なのですよ。
自転車の存在をまるで無視して突っ込んでくる自動車の何と多いことか。
我輩は自動車で事故を起こしたことは、突っ込まれたことはあるが自分でぶつけたことは無い。
それなのに、この10年にたまに通勤で乗るだけなのに2回も撥ねられた。
いずれも我輩は左端を直進中である。
香川県が飛びぬけてワーストワンなのは、自転車や歩行者軽視であること、
いいかげんな県民性で何でもマイルールでやってしまうこと、
道路行政が悪く、変則的な交差点が多いことなどがあると思う。
最も大きな要因は住民の意識であろう。
で、自衛として、車よりも僅かに早くスタートして自分の存在をアピールすることにしている。
そうしないと交差点に進入しているのに鼻先を掠めて右左折しようとする輩が多いのだ。
こっちはスタート直後で速度は大して出ていないがさすがに避けられないし止まれない。
この最悪な場所で生き残るための知恵なのだ。
左端を走っていても、中央線の無い農道などでは平気で右端に寄せて走る車も多いので
撥ねられそうになることが月に数回はある。
どうして道路左寄りを走行できないのか。
夜間ライトを点けっ放しで右側に路上駐車している車両も多い。
それを避けようと対向車がこっちの路肩まで寄ってくるが、自転車なんか意にも介さない。
ライトで幻惑されてこっちを視認できていないのだ。
まぁ、見ていたとしても意に介さないのは同じですがね。
はい、おじいさん。私が悪うございましたが、自分の命と法律を引き換えにできません。
例えこれで何回検挙されようとも、撥ねられるよりはマシです。
「何処のモンジャ」と怒鳴られましたが、我輩、アナタと違って任侠ではございませんので
何処の組にも属しておりません。アナタみたいなサンピンとは違いますし、居所を教える
必要性も感じません。
それより、こんな些細で誰にも迷惑を掛けていないような違反に対して怒鳴り散らすより、
信号待ちの間、我輩の隣でスマホ弄りをしていた車のお姉さんとか、
反対側の路肩を逆走している高校生とか、
走行中に窓から次々ゴミを捨てる中古のシャコタンセルシオの兄ちゃんとか、
道路を灰皿代わりにしている軽トラのオッサンとか、
もっと非難するべき相手が沢山居るように思います。
・・・とか、何を言われたのか理解してからほんの数秒間に以上の反論が脳味噌を逡巡したが、
あえて何も言わずに去ることにした。
恐らく自転車なんか乗ったこと無いだろうし、延々独り言を喚きながら徘徊している有様だ。
会話にはならないだろうし、この行為を理解できるとも思えない。
いいとこ他人の些細な落ち度を声高に非難して悦に入っているのであろう。
「今日も非常識極まりない輩に渇を入れてやったわい」ってなとこか。
こっちは意識して正面の信号は赤なのに動き出しているのだから、弁解の余地は無いし、
どんなに話し合ったところで永遠に平行線だろう。
=相手にするのは時間の無駄であると結論したのであった。
今のご時勢、下手に相手して刺されたりしても嫌だしね。
2014-06-15 06:15
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