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750TURBO  ヘッドオーバーホール6 [BIKE]

昨日の続き。

昨日塗装したシリンダーを確認すると、薄い箇所が透けてくるようで、
うっすらと下地が見えている箇所がある。
もう一度上塗りを掛けた。

一方、シリンダーヘッドはバルブを組み付け。
P4051585.JPG

擦り合わせをしているので番号を間違えないように確認しながら組み込んでいく。

P4051586.JPG

8本組み上がったら、ひとまずカムを載せてクリアランスのチェック。
多分駄目だろうと思いながら、初めに入っていたシムをそのまま組み込む。
シムは5/100mm刻みとなっているが、実測すると2/100ほども誤差がある。
殆どが2.40~2.50の間で組まれていた。

結果はクリアランス、ゼロ。
予想通りだ。
シートカットとフェース研磨の結果、バルブが沈み込んだのだ。

とりあえず、バイク屋に赴き2.00mmのシムを4枚発注した。
これを入れて再度測定し、基準値に入るシムを選定するのであるが、
一般に0.08~0.18位なので、0.3mm以上バルブを突いていたらアウトである。

対応しきれない場合はどうするか・・・
サービスマニュアルにはヘッドを交換しろとある。
恐らく結構なプライスが付いていると思われるし、そもそもヘッドがあるかどうか甚だ疑問だ。
一般的には切削加工でシートリングを削り落とし、新規に制作したリングを
冷やし嵌めするのだろうが、そこまでやるのはまだ早い・・・

というので、もし、基準値を超えていた場合は裏技披露の予定。
2mm以上のシムで済むことを祈りたい。

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