シャマルの燃料系統 [MASERATI]
燃料ホースを交換してから2週間経って、ようやく試運転することとなった。
まぁ、急ぐ訳でも無いし、乗る理由も無かったというのもあるが、
一番の理由は車に飽きてきているというのが正解だろう。
飽きてきているのはともかく、動かない車ばかりではどうにもならないので
燃料だけでも入れておくかと思って走り出した直後、いきなり不調に。
明らかにガス欠の症状。
A/Fのメーターは針が真下に張り付いたまま。
ヤバイ。壊してしまう・・・と思ってUターンしてガレージに戻る。
ひとまずリフトに載せて、下回りのチェック。
なんと、交換したばかりの燃料ホースがブヨブヨに膨潤している。
剥き出しのホースはなんとも無いが、コルゲートチューブで保護しているホースだけ
異常発生。
どうやらホースから燃料が染み出し、剥き出しだと端から蒸発するがチューブで
保護されていると内部にガソリンが溜って膨潤するようだ。
要交換だが、ガス欠症状とは無関係だ。圧力が下がるほど漏れている訳ではない。
お世話になっているショップの工場長に電話して意見を聞くと、レギュレータが怪しいけど
通常圧力が高くなる方向に故障するとのこと。下がりっ放しはポンプ不調かフィルターの
詰まりか・・・とのこと。
何はともあれ、燃料圧力を測定しないことには判らないという事で、急遽近所の
ストレートに走って燃圧測定ツールを買ってきた。
早速測定。
まずは上流側からと言う事でフィルターの出口に割り込ませてキーオンでポンプを回す。
1.5kgf/c㎡ほどしか掛かっていない。
通常3.5~4.0は掛かっている筈なので、明らかに低い。ブーストが掛かるとほとんど
インジェクタから燃料を吹かなくなるレベルだ。
怪しいのは燃料ポンプ周辺。
という事で、再び燃料ポンプを分解してみた。
ポンプを外そうと、ホースクランプを緩めると・・・
デリバリー側のホースがあっさりと抜けてしまった。
どうやらきちんと差し込まれていなかったようで、圧力が高くなるとここから漏れていたようだ。
念のため、ポンプ本体も引き出して接続を全て確認する。
他は問題無いようだが、このメキシコ製のホースも竹輪かハンペンみたいな手触りになっていた。
明らかに膨潤している。
寿命は短そう。車検2回、タイミングベルト交換くらいのインターバルで交換するべき
なのだろう。
蓋を組み付けようとして、裏にFIAT/LANCIAの文字を発見。変な金具が付いていると思ったら、
どうやらこの蓋に燃料ポンプを取り付けるタイプの車両があるようだ。金具は燃料ホースの接続
金具で、外側からメクラ蓋をされていた。
今度はホースの差込代を十分とって締め付けを入念に確認した。
再び燃圧を測定すると、3.5kまで上昇。エンジンを始動して、深くスロットルを開けると一瞬4.0k
付近まで上昇して3.5kに落ち着く。キーOFFで2.5kを保持。
正常になったと判断してリフトから降ろした。
それにしても、今回は私の凡ミスだ。こういう作業の詰めの甘さがダメな点であると反省。
時は遡って先週末。
数年ぶりにワックス掛けを行った。
使ったのはこれ。
ポリマーワックスという奴だ。
馴染みのスタンドでポリマーコートを掛けてもらっていたが、イマイチ耐久性が低い。
まめに掛けるべきなのだろうが、稀にしか乗らない車をまめにコーティングなんて
できる訳も無く、たまたまモノタロウで見かけたこれを購入してみた。
普通のワックスの3倍くらいの値段がするが、今まで使った中で最も優秀な仕上がり
となった。もう普通のワックスを使うことは無いだろう。
カメラの調子がどうも悪い。いきなり露出オーバーになる・・・
昨年の夏頃からイマイチ冷えの悪くなっていたエアコンを点検。
低圧/高圧共に低い。ガス欠だ。
思えば10年位前にブロワーの修理をした時以来、ガスを入れた記憶が無い。
そこで、シャマル仲間のO氏から入手したR-12のガスをチャージした。
不精して低圧ホースしか繋いでいない。
吹き出し温度を測定しながら少しずつチャージしていくと、いきなり温度が下がり始め、
サイトグラスの泡も消えた。ここで1缶。250g。
低圧は3kほどを指している。回転を少し上げると1.5k辺りまで下がる。
蒸発温度はマイナス10℃位か。噴出し温度は12℃ほどまで低下した。
十分なので、これで作業完了。
R-12を分けてもらった代わりに引き受けたのはこれ。
シャマルのシフトノブだがなんかいまひとつの仕上がりになっている。
これをカシューで仕上げるのだ。
この顛末は後日。
まぁ、急ぐ訳でも無いし、乗る理由も無かったというのもあるが、
一番の理由は車に飽きてきているというのが正解だろう。
飽きてきているのはともかく、動かない車ばかりではどうにもならないので
燃料だけでも入れておくかと思って走り出した直後、いきなり不調に。
明らかにガス欠の症状。
A/Fのメーターは針が真下に張り付いたまま。
ヤバイ。壊してしまう・・・と思ってUターンしてガレージに戻る。
ひとまずリフトに載せて、下回りのチェック。
なんと、交換したばかりの燃料ホースがブヨブヨに膨潤している。
剥き出しのホースはなんとも無いが、コルゲートチューブで保護しているホースだけ
異常発生。
どうやらホースから燃料が染み出し、剥き出しだと端から蒸発するがチューブで
保護されていると内部にガソリンが溜って膨潤するようだ。
要交換だが、ガス欠症状とは無関係だ。圧力が下がるほど漏れている訳ではない。
お世話になっているショップの工場長に電話して意見を聞くと、レギュレータが怪しいけど
通常圧力が高くなる方向に故障するとのこと。下がりっ放しはポンプ不調かフィルターの
詰まりか・・・とのこと。
何はともあれ、燃料圧力を測定しないことには判らないという事で、急遽近所の
ストレートに走って燃圧測定ツールを買ってきた。
早速測定。
まずは上流側からと言う事でフィルターの出口に割り込ませてキーオンでポンプを回す。
1.5kgf/c㎡ほどしか掛かっていない。
通常3.5~4.0は掛かっている筈なので、明らかに低い。ブーストが掛かるとほとんど
インジェクタから燃料を吹かなくなるレベルだ。
怪しいのは燃料ポンプ周辺。
という事で、再び燃料ポンプを分解してみた。
ポンプを外そうと、ホースクランプを緩めると・・・
デリバリー側のホースがあっさりと抜けてしまった。
どうやらきちんと差し込まれていなかったようで、圧力が高くなるとここから漏れていたようだ。
念のため、ポンプ本体も引き出して接続を全て確認する。
他は問題無いようだが、このメキシコ製のホースも竹輪かハンペンみたいな手触りになっていた。
明らかに膨潤している。
寿命は短そう。車検2回、タイミングベルト交換くらいのインターバルで交換するべき
なのだろう。
蓋を組み付けようとして、裏にFIAT/LANCIAの文字を発見。変な金具が付いていると思ったら、
どうやらこの蓋に燃料ポンプを取り付けるタイプの車両があるようだ。金具は燃料ホースの接続
金具で、外側からメクラ蓋をされていた。
今度はホースの差込代を十分とって締め付けを入念に確認した。
再び燃圧を測定すると、3.5kまで上昇。エンジンを始動して、深くスロットルを開けると一瞬4.0k
付近まで上昇して3.5kに落ち着く。キーOFFで2.5kを保持。
正常になったと判断してリフトから降ろした。
それにしても、今回は私の凡ミスだ。こういう作業の詰めの甘さがダメな点であると反省。
時は遡って先週末。
数年ぶりにワックス掛けを行った。
使ったのはこれ。
ポリマーワックスという奴だ。
馴染みのスタンドでポリマーコートを掛けてもらっていたが、イマイチ耐久性が低い。
まめに掛けるべきなのだろうが、稀にしか乗らない車をまめにコーティングなんて
できる訳も無く、たまたまモノタロウで見かけたこれを購入してみた。
普通のワックスの3倍くらいの値段がするが、今まで使った中で最も優秀な仕上がり
となった。もう普通のワックスを使うことは無いだろう。
カメラの調子がどうも悪い。いきなり露出オーバーになる・・・
昨年の夏頃からイマイチ冷えの悪くなっていたエアコンを点検。
低圧/高圧共に低い。ガス欠だ。
思えば10年位前にブロワーの修理をした時以来、ガスを入れた記憶が無い。
そこで、シャマル仲間のO氏から入手したR-12のガスをチャージした。
不精して低圧ホースしか繋いでいない。
吹き出し温度を測定しながら少しずつチャージしていくと、いきなり温度が下がり始め、
サイトグラスの泡も消えた。ここで1缶。250g。
低圧は3kほどを指している。回転を少し上げると1.5k辺りまで下がる。
蒸発温度はマイナス10℃位か。噴出し温度は12℃ほどまで低下した。
十分なので、これで作業完了。
R-12を分けてもらった代わりに引き受けたのはこれ。
シャマルのシフトノブだがなんかいまひとつの仕上がりになっている。
これをカシューで仕上げるのだ。
この顛末は後日。
2015-07-18 23:01
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