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QPウッドパネル再塗装 7 [MASERATI]

再塗装は何とか終点が見えてきた。

仮組みしてみると、今度はシフトノブとサイドブレーキのグリップに違和感が…

なので、この2点も剥離して同色で塗装することにした。

P5060830.JPG
P5060832.JPG
シフトノブも鏡面仕上げに。
ミズナラと思われる素材だが、剥離してみるとかなり入念に仕上げている。
木肌は磨きこまれ、つるつるでした。
ニスは着色したものを1層だけ塗っている。

一方、サイドブレーキのグリップは塩ビ系のクリアー仕上げ。
こちらも1層だが表面仕上げが悪く、ザラザラデコボコ。
ある程度磨ぎこんでから同時に再塗装となったが、仕上がりはやはりというかイマイチ。

それでも艶の引けてしまった元の表面状態よりは遥かにマシで、
色も他の部分と統一できて引き締まった感じとなった。
後はハンドルだけど、さすがに躊躇する。。。


さて、今度は消えてしまったロゴとエアコンの吹き出し口のマーク、ヘッドライトのレベル調整表示。
これを複製する方法をいろいろ考えてみたが、最終的にガラスアートに使用する
マスキングフィルムを使用することにした。

まずは版の製作。
デジカメで撮影した写真を元に、ロゴの部分だけ拾い出してペイントで加工。
印刷して実際と同じ寸法になるように縮小コピーする。

これを版にして、紫外線で硬化するフィルムに貼り付けて、紫外線ランプで感光させ、
文字の部分だけ水洗いして感光材を除去すれば、マスキングフィルムの出来上がり。

P5110833.JPGP5110834.JPG

書くと簡単だけど、これを作るのに何日も要している。

で、初めての経験なので何度もトライアンドエラーをしてようやく完成。

模造紙にクラフトテープを貼り付けて、そこに製作したマスキングを貼り付ければ
保存することができる。シリコン台紙を使用するのが正しい方法らしいけど、
100円均一の店に売ってるものでも何とかなる。

P5110835.JPG
問題は、紫外線で感光してしまうことで、当然日中は暗幕引いてやらないとダメ。
そんなの無いし、水洗いするにも外じゃないとできないので、日が暮れてから作業開始。
深夜に庭で水現像する羽目になったが何とか上手くできた。

あとは貼り付けて、サンドブラストで下地処理してエアブラシで塗装すれば
文字の復旧完了・・・の筈。
さぁ、上手く行くかな?


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