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マメトラ2 [KAWASAKI]

先週の続き。

ガソリンを買ってきたのでこれで試運転できる・・・と、まずはオイル交換してみたら・・・

P8310991.JPG
チャラリ~鼻から牛乳~・・・

うーむ、なかなか手強いゾ。

気を取り直してじっくり観察。
ロータリーの付け根が油でドロドロだ。
畑に鉱油が混ざるのは好ましくないので、とりあえず分解してみる。

P8310993.JPG

ベータクリップを取り外し、ピンを抜けばロータリーは簡単に外せる。

ダストカバーの前に何やらゴム状の板がはめ込んでいる・・・と思ったら、
テグス、ビニール、草の繊維などをミックスして油で固めた代物だった。
畑に生分解性以外のものを混ぜ込むと、こういうトラブルが出る。
これがガチガチに食い込んで回転を渋くしていたのだ。

道理で押しても動かない訳だ。
ギアボックスの関係で押して移動は無理だと思っていたが、
ゴミを噛み込んで抵抗が激増していただけのようだ。

P8310994.JPG

ヤバいのは、釣り糸みたいなやつ。
恐らく鳥除けのネットや廃畳の残骸を巻き込んだのだろうが、細いのでシールにリップまで
簡単に到達してしまう。
結果、ギアボックスの油はジャジャ漏れに。

農業用ビニールも曲者で、巻き込んだ後、摩擦熱で溶けて板みたいになっている。
酷い有様である。
百姓は概ねゴミに鈍感なのか、畑の中に平気でこういうものを混ぜ込んだりしている。
古畳にはビニールが裏打ちしていてビニールの糸で縫われているので、こういう宜しくない
ゴミが大量に出て、それがいつまでも土中に残るのだ。

隣の畑も隣接する雑木林内に大量にこういうゴミを投棄している。
見えなきゃ何でもアリなのか。。。

それはさておき、私はこんなのごめんなので、きっちり修理する。
AE1037Eの浮き文字があったので、相当品を通販で注文した。
来週には組めるだろう。

P8310997.JPG

左側のロータリーは固着していて抜くのに苦労した。
ロータリーも外側羽根と内側羽根を分離できるのだが、ピン穴が広がってガタガタだ。
そこで、90度ずらした位置に8mmの穴を新たに開けてピンの位置を変更した。
ガタが無くなりしっかり固定できた。


P8310992.JPG

さて、ガソリンとオイルを入れて始動。
あっけなくエンジンは掛かり、エアスクリューの開度調整をして暖機運転。
10分位回してからエンジンオイル交換。まだコーヒー牛乳状。
思いっきり前傾姿勢でできるだけ流し出す。
もう一度オイルを注ぐも、酷く浅い角度でディップスティック兼用のキャップを
ねじ込むようになっているが、角度が浅すぎて油面が判らん。
この辺は適当でいいか。
量は300ccくらい。

裏の畑に持ち込み、早速耕運してみる。
地面が締まっている所はかなりの力で引っ張る必要があるが、良い感じで耕せる。
噂通りの働き者のようである。
エンジンは好調。乾いた良い感じの音で機嫌良く回る。
10分ぐらいゴロゴロやったところで一旦ガレージ前に戻る。
燃料を抜いてもう一度オイル交換して本日の作業完了。

本格運転はオイルシールを交換してからの予定。


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コメント 2

じぃ

農機具までレストアされるとは、某兵庫の方に似てきたようなw
by じぃ (2013-09-08 19:57) 

sato

某氏って誰でしょうか?w
by sato (2013-09-11 18:53) 

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