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AR125 スピードメーター [BIKE]

メーターが壊れた。
酷い音を立てていたのだが、だんだん低い値を指すようになり、
終には動かなくなった。

分解してみたら、内部のケースはバキバキに割れている。
以前の持ち主が転倒して壊してしまったのだろう。
外側のケースは新品に交換したものと思われる。
おまけに経年劣化で樹脂の弾力が失われており、
触っただけで針が崩壊してしまった。
現在の針の強度はポッキー以下である。

スピードが動かないのは困ったものだが、タコのほうも怪しい。
ダンパーオイルが抜けているのか嘘だろと思うくらい針が跳ね上がる。
駄目だこりゃ。

そこで、某オクで中古を入手するも、状態は似たり寄ったり。
タコは酷い騒音を奏でるし、相変わらずスピードは動かない。

何気なくワイヤーを指で摘んで回してみると、ホイールは接地しているのに回転するではないか!
これはワイヤーが切れたかと思って引っ張るも抜けてはこない。

そこでギアボックスの内部を確認してみた。

PC211114.JPG

油気が殆ど無い。
プラスチックのギアが溶けている。

メーターの動きが渋かったのだろう。
ギアに過負荷が掛かり、熱で柔らかくなって歯を舐めてしまったようだ。

品番を検索すると、どうやらKSR110と共通のようだ。
うーん、KSRから部品取りするか・・・とか、某オクの出品物をチェック
しながら思案するも、新品のギア単体で1200円弱。
コンプリートで5000円強。こんなものか。意外と安い。
ちなみにEX250とあったので、ニンジャ250RやGPX250Rと共通らしい。
ギアを注文すると恐らく到着は水曜以降。
待つか部品取りするか・・・・

一方、某オクのAR用中古程度下はコンプリートで5000円から。
京都のバイク解体屋の値段の付け方はベラボーだ。何を考えているのか不明。
新品より高くつくジャンク品という選択肢は無いな。

基本に戻って「修理」を考えてみた。
金属ギアの歯が飛んだのなら修理は絶望的だ。
でも、樹脂の歯が倒れてしまっているだけなら何とか元に戻せないか?

PC211115.JPG

バイスに咥え、細いマイナスドライバーで丁寧に歯を起こしてやる。
作業すること10分。見事に歯が復活。
多少いびつだが、ワイヤー側のギアに噛み込めばワイヤーは回る。

たっぷりグリスを詰めて復旧。

早速試走してみた。

・・・・やっぱり針が上がらない。
駄目かと思ったが、よく見るとトリップは回っている。
と、見ると針が上がってみた。が、明らかに低い値。
減速しても下がらない。

PC211116.JPG

一旦戻り、停止してよく見ると針が非常に緩慢に下りてくる。
上の写真はエンジンを停止してからカメラを起動して撮影したもの。
まだ15km/hを指している・・・・
某オクに出ていたメーターはやっぱりジャンクなのでした。

内部の油が粘っているのか? どっちにしても要OHだな。
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コメント 2

KAZ

 うちのCSも異音から針が折れてしまったので、是非直したいところです。
御知恵を拝借。笑
by KAZ (2013-12-23 08:02) 

sato

まずは分解してみましょう。
by sato (2013-12-24 04:31) 

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