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AR125エンジン始動 [BIKE]

幼少の頃からの悪い癖があって、今回も作業が滞っていたのはそのせい。

いろいろやろうと必死になって考え、八方手を尽くして準備をして、
いざ作業に掛かれるとなった頃に満足してしまうというか、いつでも出来るという
気分になって、気持ちが失速してしまうのだ。

さて、いい加減目障りになってきた中途半端に分解したAR125を動かすことにした。

PB301108.JPG

凄まじい臭いのキャブレターを分解。
10年前のガソリンだったものが濃縮され、かもされて全く異なる物質に変貌している。
いつものように漬け込みしてパーツクリーナーで洗浄するが、手が凍りそうである。

ミクニの何の変哲も無いキャブレターであるが、RRISのおかげでクランクケース左に
オフセットされて取り付けられている。付属のホース類はあめ色に変色し、柔軟性は皆無。
ガラスのようにパリンと割れた。

ドレンのニップルがドライブスプロケットのカバーに切り欠きに嵌まり込むようになっていて、
取り外すには少しキャブを斜めに抉りながら抜き出すことになる。

分解前にキャブレターとクランクケース間のインシュレーターが不安要素だったが
予感的中。経年劣化で縮んでしまい、ガバガバだ。
パーマテックスを塗布して組むことにした。

洗浄を終えたらさっさと組み立て。
ホースは手持ちが無く、後で調達しよう。無くても直ちに影響は無いはずだ。

次いで燃料タンクの処理。
内部には熟成の進み過ぎたガソリンが少量残っている。
新しいガソリンを少量入れては振り混ぜ、排出を繰り返して洗浄した。

PB301109.JPG
PB301110.JPG

ついでに凹んだタンクの修正にチャレンジ。
凹んだ部分をヒートガンで暖めておき、ケミカルプーラーを接着。
赤道儀のバランスウエイト利用のスライディングハンマーで引き出した。
最後の部分で硬く、少し凹みが残ってしまったが、先日ホームセンターで見かけた
ホルツのデントリペアキットが使えそうな予感だ。そのうち買って試してみよう。

今は多少の凹みは我慢することとした。

一方で、バッテリーの準備。
YA-2のバッテリーは台湾ユアサだったが、これは中国ユアサ。
電解液を入れて暫く放置し、アッパーレベルまで希硫酸を補給してから全体を水洗いして
取り付けた。

タンクを取り付け、燃料を入れてチョークを引き、キーON。
何も点かない。

・・・・・何度かキーのON-OFFを繰り返したら突然ランプが点灯。
接触不良のようだ。

キックすると、3回くらいであっけなく始動。
機械式のタコメーターが盛大な音を立てる。壊れそうだ。

調子良く回る。

一旦エンジンストップ。 と、キャブレターを覗き込むとガソリン駄々漏れ。
燃料コックから垂れてきている。これも何度も動かすとだんだん漏れる量が減ってきた。
内部のゴムが劣化して痩せているのね。ガソリンでふやけてくれることを期待。

一旦バッテリーを取り外し、補充電する。

日も暮れて寒くなってきたので本日はこれにて終了。





ふとラジエターを見ると、木の葉がくっついている。
取ろうと手を伸ばして気が付いた。

PB301103.JPG
PB301113.JPG
うーん、枯れた葉っぱにしか見えん。。。
今夜は動かす予定なし。このままそっとしておこう。
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コメント 2

じぃ

作業お疲れ様でした。目障りだからって東方流刑にしてはいけませんよ(^^)
by じぃ (2013-12-01 08:20) 

sato

あれ?クリスマスが何とか送りつけ商法がどうとか言ってませんでしたっけ?急ぎだと理解したのですがw
by sato (2013-12-01 09:30) 

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