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本日のカワサキ [KAWASAKI]

週末に引き上げてきたバイクとスクーター。
本日のカワサキはこれである。

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うーむ。

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お尻にタイヤを背負ってますなぁ。

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汎用のエンジンみたいなのが見えます。
凄いシートで、昔のソファーのようです。

で、これのどこがカワサキやねん!
という突込みが入ろうかと予想しているのですが、いろいろあったのですよ。

元の持ち主は義父です。
カワサキ以前にラビットのS-48があるとの話だったのですが、よく見るとこれだった訳。
どこがラビットなんや?と突っ込んだら、

おもむろに書類を出してきて、ラビットS-48と書いてある。
違うぞこれ。
ま、以前書付きドリームSAを持って帰ったら書類はC71と書いてあるし、
本人曰く「似たようなもんだ」とかのたまうし・・・
その辺我輩とは感覚がまるで違うので仕方ないところではある。

それはそれとして持って帰ると約束していたので引き取りに行った。
まー、ピジョンだとは書いてあるので文字が読めれば判る。

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これかな?
ボックス型のスマートなフォルムだそうだ。・・・そうなんだ・・・

この写真とはフネのデザインがちょっと違うし、ハンドル周辺の構造がまったく違う。
この前後のモデルかな?追々調べてみよう。

ところで本日のカワサキに偽りはない。

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ちゃんとリバーマーク入りのフラッグがあるでしょ?

一難去ってまた一難 [KAWASAKI]

前回の続き。

モノタロウで買ったオイルシールを交換する。
所要時間、片側2分。

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ロータリーはベータクリップで留まっているだけなので、5秒で外れる。
ダストカバーをプライバーのようなもので抉って外すのに5秒、
オイルシール周辺を掃除するのに10秒、
シールを外すのに5秒、
軸を拭いて新しいシールを手で押し込むのに10秒、
ダストカバーを被せてロータリーを付けるのに10秒。

これらの作業の間を考えても2分あれば十分だ。
一番時間を食ったのが撮影のための手洗いかも。
間違いなく某ハンバーガー店のドライブスルーより早い。

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ボールベアリングが見える。
油はきれいで水分の混入はなさそう。

このあと、#90のギアオイルを適当に入れた。
油面管理はどうするのか不明だが、ソコソコ入っていれば壊れることはあるまい。
逆に入れ過ぎると溢れたり漏れたりする恐れもあるので程々に。

さて、何故か空っぽになっている燃料を補給し、エンジン始動!
さぁ、耕すぞ!!・・・と発進したものの、なんかガソリン臭い。

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はい、経年劣化で燃料タンクが割れてました。。。
2週間前は割れてなかったんだけどなぁ・・・
硬化してパキパキです。

果たして部品は入手できるのか・・・?

マメトラ2 [KAWASAKI]

先週の続き。

ガソリンを買ってきたのでこれで試運転できる・・・と、まずはオイル交換してみたら・・・

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チャラリ~鼻から牛乳~・・・

うーむ、なかなか手強いゾ。

気を取り直してじっくり観察。
ロータリーの付け根が油でドロドロだ。
畑に鉱油が混ざるのは好ましくないので、とりあえず分解してみる。

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ベータクリップを取り外し、ピンを抜けばロータリーは簡単に外せる。

ダストカバーの前に何やらゴム状の板がはめ込んでいる・・・と思ったら、
テグス、ビニール、草の繊維などをミックスして油で固めた代物だった。
畑に生分解性以外のものを混ぜ込むと、こういうトラブルが出る。
これがガチガチに食い込んで回転を渋くしていたのだ。

道理で押しても動かない訳だ。
ギアボックスの関係で押して移動は無理だと思っていたが、
ゴミを噛み込んで抵抗が激増していただけのようだ。

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ヤバいのは、釣り糸みたいなやつ。
恐らく鳥除けのネットや廃畳の残骸を巻き込んだのだろうが、細いのでシールにリップまで
簡単に到達してしまう。
結果、ギアボックスの油はジャジャ漏れに。

農業用ビニールも曲者で、巻き込んだ後、摩擦熱で溶けて板みたいになっている。
酷い有様である。
百姓は概ねゴミに鈍感なのか、畑の中に平気でこういうものを混ぜ込んだりしている。
古畳にはビニールが裏打ちしていてビニールの糸で縫われているので、こういう宜しくない
ゴミが大量に出て、それがいつまでも土中に残るのだ。

隣の畑も隣接する雑木林内に大量にこういうゴミを投棄している。
見えなきゃ何でもアリなのか。。。

それはさておき、私はこんなのごめんなので、きっちり修理する。
AE1037Eの浮き文字があったので、相当品を通販で注文した。
来週には組めるだろう。

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左側のロータリーは固着していて抜くのに苦労した。
ロータリーも外側羽根と内側羽根を分離できるのだが、ピン穴が広がってガタガタだ。
そこで、90度ずらした位置に8mmの穴を新たに開けてピンの位置を変更した。
ガタが無くなりしっかり固定できた。


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さて、ガソリンとオイルを入れて始動。
あっけなくエンジンは掛かり、エアスクリューの開度調整をして暖機運転。
10分位回してからエンジンオイル交換。まだコーヒー牛乳状。
思いっきり前傾姿勢でできるだけ流し出す。
もう一度オイルを注ぐも、酷く浅い角度でディップスティック兼用のキャップを
ねじ込むようになっているが、角度が浅すぎて油面が判らん。
この辺は適当でいいか。
量は300ccくらい。

裏の畑に持ち込み、早速耕運してみる。
地面が締まっている所はかなりの力で引っ張る必要があるが、良い感じで耕せる。
噂通りの働き者のようである。
エンジンは好調。乾いた良い感じの音で機嫌良く回る。
10分ぐらいゴロゴロやったところで一旦ガレージ前に戻る。
燃料を抜いてもう一度オイル交換して本日の作業完了。

本格運転はオイルシールを交換してからの予定。


本日のカワサキ [KAWASAKI]

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S.№1665
海上試運転より坂出に帰投中。
177000㎥、世界最大級のモス型LNG運搬船です。
ウチのテラスからはこのように備讃瀬戸が見えます。

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手前のフェリーとは結構離れています。
でっかいフネです。大きさをイメージしてみてください。


マメトラ [KAWASAKI]

我輩はカワサキフリークである。
他にも銭湯フリークだったり、暖房器具フリークだったりするが、
このカテゴリーではバイク以外の「カワサキ」を扱おう。

で、記念すべき初回は「マメトラ」である。
何だそれ?という方が大半だと思うが、知る人ぞ知る農機メーカーだ。

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グリーンがカワサキらしいでしょ?w
FA76Dという4サイクルOHV、2PS位の汎用エンジンだ。
不動の状態で貰ったというか、交換したというか・・・?どうだったか記憶が
定かでないが、とりあえずウチに来て2年ほど放置している。
この度、裏庭で芋でも作ろうかと思った次第。

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随分古いらしいが、よく働くという評判であった。
リコイルを引くと圧縮はある。
スロットルは固着。

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早速キャブレターを取り外し。
三国のキャブレターだが、私はこのメーカーはイマイチ好きになれない。
どうにも調子がいまひとつという印象しかない。

スロットルはバタフライ式。
ガチガチに固着している。ウォーターポンププライヤーで摘んで無理やり動かすと、
ギシギシという嫌な音を立てながら激しく抵抗。
クレ556を吹きながら1時間ほど格闘するも、レバーの先がギザギザに崩壊してゆくだけで、
一向に緩くならない。
仕方なく、バタフライを取り外そうとするも、敢え無くネジの頭を舐めて玉砕。
キャブレターをバイスに咥え、ボール盤でビスの頭を籾取り、ディスクを分離後、
プライバーで抉りながらスピンドルを抜き出した。

その後、固着したビスの中心に穴を刳って何とかビスの取り外しに成功。

動きが渋かった原因は軸受けとなる本体の腐食であった。
十分磨いてシリコングリスを塗布してスムースに動くようになった。

が、しかし、無理やり動かしたせいで、スピンドルとレバーの嵌め合いが緩くなって
ガタガタになってしまった。
このままでは拙いので、何とか固定する方法を検討するも、モノが小さく難しい。
そこで、銀ロウでくっつけることにした。

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何とかレバーは固定できた。
各ジェット類を洗浄して組み立てる。
バタフライを取り付けようとして、手持ちのビスを合わせるも、どれも合わない。
3mmは入らず、2mmはスポスポ。
その中間なんてあるのか?と思いながら、近所のホームセンターで物色すると、
2.6mmというのがあった。
この辺の規格はよーわからん・・・

とりあえずこれを買って帰り、ねじ込んでみるとぴったり。
緩み止めに接着剤を頭とねじ山に塗って固定。

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外した時に敗れてしまったガスケットはジョイントシートから製作。
フロートチャンバーのパッキンはボロボロに崩壊したので2mmのゴム紐を輪ゴムにして
はめ込んだ。

固着したスロットルレバーは分解してグリスアップ、ワイヤー内部にインジェクターで
注油してスムースに動くようになった。
エアクリーナーエレメントはボソボソに崩壊してしまったので、汎用のスポンジフィルター
から切り出して製作した。

ここで日没。虻が出没して背中を刺してくるのでうんざりして試運転は翌週に持ち越し。

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